Melty Salon|売上UPを目指すためのオンラインサロン

第3話 嫌な接客との向き合い方

本日は、夜職の接客では常に付きまとう
色々な問題
について取り上げようと思います。

「嫌な接客」

これが無くなりさえすれば、
夜職はもっと魅力的で楽しく稼げる
お仕事になると思いませんか?

プラスの客とマイナスな客をある程度整理していく。
これも立派な顧客管理術の一つです。

夜の業界は煌びやかな一面があれば、
その裏では多くの困難やプレッシャーと
向き合わなければならない時もあります。

その中でも特に接客に関連する悩みは、
私たちキャバ嬢やホステスにとっては
逃れられない問題となることが多いのです。

「本当はしたくないのに、売上のためにやってしまう…。」
あなたもこんな経験はありませんか?

例えば「痛客」と呼ばれる、
お金を落とさないのにしつこく求めてくるお客様。

彼らはしばしば私たちの
時間とエネルギーを奪います。

「痛客」は切り離してしまっていい

このようなお客様との関係は、
「一刻も早く切り離す」ことが私の見解です。

痛客に対して、「いつかはお金を落としてくれるかもしれない」
と淡い期待を寄せても、うまくいった試しがありません。

彼らはお金や女性に対してとにかく執着が強いので、
「これだけやってやったのに、お前は何も返してくれない!!」
という感情に支配されています。

なので、こういう人を相手にしていては
あなたがどんどん疲れていくだけです。

「夜職で働く女性だから、わがままを押し通したり、紳士な態度を取らなくていい。」

そんなはずはありません。

本当にあなたを大事に思って売上に貢献してくださるお客様は
たとえ「客とキャスト」という関係であっても紳士な対応を忘れません。

ここで、痛客への対応の仕方をお伝えしたいと思います。

①必要最低限の連絡だけをする。

まず大原則として、
痛客と判断したお客様の要望はできるだけ聞かない。(アフターや枕はもってのほか)

お店に来てお金を落としてもらうことは悪いことではないので、
大人の対応で切り抜けましょう

「ちょっと可哀想だな…」
「暇だから連絡してみよう」などもアウトです。

もし暇な時間があるなら、自分磨きをしたり、太客を捕まえるための努力に
時間を割く方がよっぽど有意義ではないでしょうか?

②「こういう客、痛いですよね〜」と痛客に当てはまる要素をディスる。

痛客に対して、直接批判や小言を言うと怒鳴られたり、
場合によっては嫌がらせや危害を加えてくる可能性もあるのでキケンです。

直接言うのではなく、仮想上の第三者を作り、

「最近お客さんで来られた〇〇さんがいるんですけど、アフターかなりしつこいんです〜。
お店では最短時間でほとんど飲まずに帰られるのに、これって反則ですよね〜」

みたいな感じで、間接的に伝えましょう。笑

痛客はほとんどの方が
気が弱くて自信が無い傾向にあるので、

「え、それ自分に当てはまるかも…」

と思わせることができれば面白いようにサーっとフェードアウトしていきます。

コツは仮想客がちゃんと存在するかのように言うことです。

そこが曖昧だと、「それ、俺のこと言ってるんか!」
と逆上されてしまいます。

最後に枕営業についてお伝えしたいと思います。

まず結論から言うと枕営業をやる必要はありません
枕をすると、あなたの尊厳や自信を失わせます

尊厳や自信は、周りに影響を与えるので、
それらが弱ければあなたに魅力がなくなり
結果的に売上は下がります

短期的には売上が上がったとしても、
「人生」にとってプラスになることは本当に少ないです。

大事なのは、「もしかしたら枕に繋がるかもしれない」
という男性の勘違いをいかに売上に変えるか?

これを上手にできる女性は間違えなく売上が高いです。

ということです。

男性は、本能的に
「こんな素敵な女性を手に入れられたらな」
「デートに行きたいな」

「付き合いたいな」
と思っています。

そして、男性はこの気持ちが高まってきて
追いかけている状態の時に、
目当ての女性にお金と時間をふんだんに使います。

もう少し仲良くなったら、一緒にデートができるかもしれない。
彼女になってくれるかもしれない!

そういった「疑似恋愛」の世界を体験しに来ているのです。

お客様は、居酒屋で飲んでいるのではなく
その時の女性との空間を楽しむために高額な料金を支払っているのですから
会話やサービス、そしてその場の雰囲気作りに全力を注ぐのは当然です。

本来私たちが提供するサービスは、
ホステスとしての会話や気配り、そして愛くるしい笑顔。ワクワク感。

その全てを組み合わせたものではありませんか?

お店の中で、お酒やカラオケを楽しみながら、
私たちキャバ嬢が提供するサービスを最大限に楽しんでいただく。

それが、お客様にとっての「金額以上の価値」となるのです。

お客様がその価値を感じ、再び足を運んでくれる。
もう一度会いたいと思ってくれる。

そして、あなたと会える時間を喜んでくれる。

それが、あなたの自信にもつながるはずです。