お店にやってくるお客さまには、色んな動機があります。
お酒や会話、時にはカラオケなどの目的もありますが、根底には、男と女、どうしても、性的な関係を求める気持ちがある方もおられます。
よくあのママは、どのお客さまの、もしくはだれだれの愛人だよーーというような言い方をすることもありますね。
月に何十万、（ときには何百万）もらって、お客様とキャバ嬢（ホステス）という関係から、愛人と主人という関係になる訳です。
愛人と不倫の違いってなんだろう
では、この愛人って、所謂普通の不倫とどうちがうのでしょうか？
どちらも男と女が、合意して、性関係を前提とした親しい関係になる訳です。
愛人というと精神的にはドライな関係をイメージされる方もおられると思いますが、やはりそこは人間ですから、そもそも全く気持ちが動かない関係では、愛人関係自体も成立しないですし、ましてや続く事もないでしょう。
性的な快感に特化して、身体の相性や性的な興奮を受けやすい事をメインにして、気持ちはドライなままであれば、セフレという道もありますが、これも実際には、恋人未満、友達以上のような、ある程度の感情がある関係になる事が多いようです。
2つの関係の最大の違い
では、不倫も、愛人も、ある程度の気持ちの同化と相互の満足がある訳ですが、最大の違いは、愛人は私的な契約関係で、そこに金銭的対価と精神的、肉体的な関係が、発生するといえるのかもしれません。
例えば、金銭的対価を、給料を共有すると考えると、精神的、肉体的な関係というと、結婚も似たような関係になりますね。
でも結婚は、公的な契約であり、解約が難しいという性格があります。
この点で、愛人関係は、私的な契約であり、契約が終わる事が、比較的行いやすいという特徴があります。
不倫の終わり方とは？
不倫は、ここが違います。不倫のもつれというのがありますが、そもそもスタートも契約がないので、エンドもなかなか線がひきにくい。
もっと言えば、最初から契約満了を見越した不倫などというのはない訳です。
もちろん、愛人関係でもこの契約の概念が薄いと、こじれる事もありますが、私的な契約であり、終了が前提というのは、愛人の大きな特徴だと思います。
では、愛人は終わるとどうなるんでしょう？
愛人の関係が終わる時
色んなパターンがあると思います。私的な契約が公的な契約になる、つまり結婚する事もありますし、契約を外して不倫になる事もあります。
さらには、性的関係だけのセフレになったり、それもはずした友達になったり、いろんな変化があります。
さいごに
このように男と女の関係は、いろんな条件の違いでいろいろな呼び方がありますね。
でも、この関係が世の中からなくなる事はないですし、この関係の微妙な変化をとらえて、段階的に、サービスを提供していく事がこの業界で生きていく神髄なのかもしれませんね。
