可愛くて、お話さえ出来れば誰でも務まりそうだと思いますよね。
でも、そんな甘い考えでは 決して務まりませんし、給料も上がっていきません。
入店までは広き門でも、売れっ子になろうとするなら、限りなく狭き門になります。
まずは、売れっ子になるためには欠かさせない、基本知識を身につけていきましょう。
お酒の作り方
これは必ず最初に教えられる事の1つです。
でも、「ただ水割りを作る」この簡単そうな作業ですが実はいくつかコツがあります。
美味しい水割りの作り方
コップに氷を入れる時ですが、
乱雑に入れるのではなく、少しコップを傾けて丁寧に3.4個入れてください。(動きが上品に見えます。)
そして、マドラーで氷を回してグラスを冷やします。
その後、お客様にお酒の濃さを確認して下さい。
(※勝手に水割りを作ってしまうと、少し癖の強いお客様だった場合はトラブルになります)
そしてお客様好みの濃さのお酒が
出来たら、最後にまた2つ程氷を足して、マドラーで回します。
コップの8割ほど水を入れて、3回転半ほど混ぜ、お酒と水を混ぜ合わせることで水割りが完成します。
お客様の手前にあるコースターの上に置きましょう。(この時大きな音が立たないように、小指をクッションにして置くと効果的です)
炭酸割りの場合
またソーダ割りは水割りと少し違います。
氷を入れるところまでは同じなのですが、炭酸水を入れた後がポイントなのです。
水の場合入れた後3回転半混ぜる、と書きましたがソーダの場合は1回転ほどで大丈夫です。
あまりに混ぜ過ぎてしまうと炭酸が抜け、炭酸割りではなくなってしまいます。割り方に応じて混ぜ方を変えるのがポイントです。
待機時間の過ごし方
指名にもフリーにもついていない、いわるゆる待機時間がありますよね。
その時間を、いかに有効的に使えるかで次の指名に繋げられるかどうかが変わっていきます。
普段からはもちろんですが、
他の子がゲームや漫画を読み始めた時にも、営業を怠らず行ってください。
そこで、他の子とのやる気の差がまず出てきますよね。
初めのうちは、結果よりもまずは精神的に他の子との差をつけていきましょう。
ライターのつけ方
ライターのつけ方と言われると、ライターにつけ方とかあるの?と思われますよね。
確かに自分自身でつける時は、特にこだわりなくつけていると思います。
ですが、これがお客様相手となると変わって来ます。
綺麗なつけ方とつけるときの注意点
まずは、タバコを吸おうとしている事に気づけずにお客様自身に火をつけさせてしまったり、お客様に「火」と催促されたりしては絶対にいけません。
お話しながら、お客様が次にどんな動きをしようとしているのかも、常に気を配っておかないといけないのです。
そして、火のつけ方ではありますが
お客様の近くで火をつけたり、片手でつけたりしてはいけません。
必ずお客様から離して、自分の胸下辺りから手を覆って火をつけて、そのままお客様のタバコまで火を持って行って下さいね。
場内指名後の連絡先交換は絶対
場内指名が取れて、お話も盛り上がって、お客様に満足して帰って頂く。
これはとても素晴らしい事ですね。
ただ、満足して帰って頂く前に必ず連絡先は交換するようにして下さい。
断られても当然と思うめげない気持ちが必要。
連絡先を聞くのは、凄く緊張しますよね。断られたらどうしようって不安な気持ちになる事もとても分かります。
ただ、連絡先がないと営業メールが出来ませんので指名に繋がりません。指名がないと、お給料にならないのです。そう考えると嫌でも聞くしかないですよね。
これは断られても当然と思ってください。
断られたからと言って自信を失くすことは全くありません。
場内指名と言わず、フリーでもヘルプの席以外では全て聞くようにして下さい。
まずは連絡先を増やしていくことが重要なのです。
最後に
水商売をする上で身につけておきたいことをいくつか書きました。
もちろん初めのうちはなれないことばかりかもしれません。
しかし、それは誰でも同じです。数をこなすうちに身についてきます。
少しポイントを頭に入れておくか、入れておかないかで結果は大きく変わってきます。頑張ってくださいね。
夜のお店の大まかな仕組みについてまとめた記事や、業界用語についてまとめた記事も書いています。合わせてご覧ください。