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『お店』と『貴女』と『お客様』 不思議な三角関係について。

いうまでもなく、キャバクラの人間関係で登場する主役は、キャバ嬢であると貴女とお客さまです。

しかし単なる恋愛上の人間関係ではなくて、貴女にはお店という所属母体の存在が登場する訳です。

お店に依存しないとお給料がもらえませんもんね。

つまりこの三者の関係は、貴女とお店が近いところにいて、すこし離れたところにお客さまがいるいう△関係から始まります。

三角関係というのは、正三角形が一番安定しますが、多くの場合、二つが近づこうとすることで、関係が崩れます。

つまりお客さまは、貴女とお店の距離を遠ざけ、自分と貴女を近くしたいので、お店を遠ざける、つまり店外に持ち込もうとする訳ですね、

そしてこの三角関係が、常に力関係で形を変えていくのが、お店とお客さまと貴女の三角問題です。

ではどうすればいいのでしょう?

それは、お客さまとの関係においては、貴女とお客さまが近い二等辺三角関係なのだという事を、お客様に思わすのです。

つまり、お店は、二人にとって無視はできないけど、遠い存在に持ち込めばいいのです。

例えば、「お店の決まりで、仕方なく」「お店からの圧力が・・・・」「本当はこの後アフターにいきたいけど、今日はお店が・・・」などなど、二人の近い距離からみて、遠い存在にあるお店が、二人の関係を規定してしまっている、でも本音は、私達の方が近いのよ、という三角関係を作る訳です。

この時大切なのは、この三角関係は決して形は変わろうとも、崩れない事、つまりお店を完全には無視できない事を、意識させていく事が大切です。

この論理で考えると、店外デートになぜお客は持ち込もうとするのか、(もちろん金銭面もありますが)、貴女が関係を意識しないといけないのは、本当はお客さまを遠ざけた二等辺三角形、

でもお客さま的には、お店を遠ざけた二等辺三角形を意識させるという事の大切さがわかると思います。

普段から考える必要はないですが、判断に迷ったら、こんなことも考えると、適切な判断ができるかもしれません。

参考にしてみてくださいね。