お客様への接客中、相手を褒める事はありますか?
「自分よりも年上相手に? 」
「逆に失礼だと思われない?」などと思いませんか?
でも、これが実は大きな効果があるのです。
褒める所がないのではなく、褒める所を探す
凄くお金持ちやお金払いの良いお客様でないと、褒めどころはなかなか見つからないですよね。
でも褒める所がないのではなく、褒める所を探すのです。
どんな些細なことでも構いません。
とにかく、相手を持ち上げて上機嫌にしていくのです。
では、その褒めるポイントとは何なのか。
今回はそう言った疑問を、いくつかに分けてまとめてみました。
ちょっとした変化をほめる
人間は誰しも、ちょっとした変化を 気づいてもらえると嬉しいものです。
皆様も「ネイル変えた?」「マツエしたの?」「いつもと洋服が少し違うね」などど小さな変化でも、好きな人に気づいてもらえたらとても嬉しいですよね。
それは、お客様も同じなのです。
そう言った変化を気づいてもらえるだけで、「ちゃんと自分の事を見てくれているんだ」と言う幸福感に包まれその相手に対しての好感度が、無意識に上がっていくのです。
人間性を褒めてあげる
服装や髪型などの外見だけではなく、その人の人間性(中身)も褒めてあげるようにしましょう。
中には話していて、正直「ん?」と思ったり共感出来ないと思う方もたくさんいると思います。
もちろん、そのような方とはプライベートでは一切関わらないで距離を置いても良いと思います。
ただ、夜のお店に関しては私情はあまり挟まないようにしましょう。
なぜなら「お金が発生している」その時間だけは、誰もが平等だからです。
どんな話をされても、「さすが」「知らなかった」「凄い」「センスが良いですね」「そうなんですか」と、俗に言う「さしすせそ」の使い回しで構いません。
例えば、
自分語りをするお客様には「○○さんのお話は本当に為になる!この場所にいれる私は凄くラッキーですね!」
自分が面白いと思っている人には「こんなに笑ったの何年ぶりだろう!本当にいつも楽しくて幸せにしてくれね!ありがとう!」
自分が良い人だと思っている人には「本当に○○さんは良い人です!○○さんのお陰で私の人生観とか丸ごと変わった気がします」
色恋のお客様には
「いつも幸せな気持ちにさせてくれてありがとう」
などと、褒め言葉なんていくらでも考えれば出てきます。
何も本気で思う必要はないのです。
ただ、間違いなく言えるのは褒められて・持ち上げられて、悪い気のする人間はいません。
その感情を、うまく操るのが夜のお店でのお仕事の1つなのです。
知識を褒める
「能書きを垂れる」まさに、この言葉を再現しているかのようなお客様はたくさん存在します。
自分の知識をひけらかしたり、上から物を言ってみたり、女の子の事をバカにしてみたり。
この人達の目的はなんなのか?意地悪をしているか?などと思いますよね。
でも、どちらも違うのです。
答えは「ただただ褒めて欲しい」のです。
これを女の子に例えると
「私全然○○ちゃんみたいに可愛いくないから!」などと、わざと他の女の子の名前を出して「いやいや、君の方が可愛いよ!」と言わざる得ない状況を作り出す嫌な女と同じ心境なのです。
なので、「お客様が自分語りを始めたな」「何か上から物いってるな」などと感じたら怒らずに、心を無にして「なるほど!!凄く勉強になります! 」などと言って相手を気持ちよくしてあげましょう。
人は基本的に褒められたい
人間は誰しも褒められたいものです。
褒められたいがために、自分の知識を語ったり・仕事での成功を語ったり・人生のアドバイスをしてきたりするのです。
相槌だけの適当な返事をされたり、自分の意見を全て否定されたりすると、また話したいと思う人は、まずいませんよね。
これは誰にでも共通します。
悩み事を打ち明けたり・自分の恋愛の話をしたり・趣味の話をしたり。
みんな、これらの話をするのは「聞いて欲しいから」「共感してほしいから」これにつきます。
こう言った人間の習性をしっかりと習得し、好印象を持たれる対応が出来るようにしていきましょう。
さいごに
いかがだっでしょうか?
お客様を褒める事の重要性について。
これに関しては「お客様」だけではなく、人間であれば誰にでも当てはまる話なのです。
夜の世界では、こう言った事がたくさんあります。
ホステス時代に身につけた対応スキルを卒業後も使えるように。
そのためには1つ1つを真剣に取り組み、自分の中に吸収していくのが大切なのです。
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