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お店で着物を着るのはあり!?ホステスがお店で着物を着るメリットや、着物出勤の方法についてまとめました

水商売をしている方は、銀座のホステスさんのように、艶やかに着物を着こなしてみたいと考えたことが一度はあるのではないでしょうか。

着物を着た女性がいると、その場がぱっと華やぐものです。

バースデーイベントなど特別な日はもちろん、何でもない普段の日にも着物を着こなして、ワンランク上の女性になりたいと思いませんか?

今回は、ホステスが着物を着るメリットや、具体的な着物出勤の方法、ホステスが着物を着るために用意するものを解説します。

ホステスが着物で接客するのはあり?

着物指定のお店で働いていなくても、水商売に携わっているならぜひ着物を着て頂きたいものです。

というのも、着物を着る機会ってとても少ないですよね。

「七五三と成人式の時に着ただけ」という方がほとんどなのではないでしょうか。

着物は日本の美しい文化であるにもかかわらず、なかなか楽しめる機会は少ないもの。

特別な環境でなければ、一生のうちに数回しか着る機会がありません。

だからこそ、着物を着るチャンスがあるホステスさんは、恵まれた環境をめいいっぱい使ってほしいと思います。

着物は着るだけで気持ちが引き締まり、自然と振る舞いも女性らしくなります。

日本人女性を一番美しく見せてくれる衣装ですので、お店にいらっしゃる男性を魅了するでしょう。

あなたの凛とした美しさが花開き、売上も上がるかもしれません。

また、ママさんからの評価アップも間違いありません。

ホステスが着物を着て出勤する具体的な方法

着物に興味があっても、普段着る機会がなければどうやって着ていいのか分からないですよね。

ホステスが着物を着て出勤するにはどうすればいいのか、具体的に解説します。

ホステスが着るなら「訪問着」

実は、着物にはたくさんの種類があります。

ホステスが接客で着用するのは「訪問着」という着物がいいでしょう。

訪問着とは、フォーマルシーンからカジュアルシーンまで幅広く対応でき、年齢や結婚の有無に関わらず着ることができる着物です。

肩から胸や袖にかけて、まるで1つの絵のように美しくつながっているのが特徴。

お店での接客に限らず、1つ持っていれば一生着ることができますよ。

着物を用意する

まずは着物を用意しなければ、何も始まりませんね。

最初は、実店舗でのレンタルがおすすめです。

キャバクラやクラブがある繁華街には、たいてい呉服店もあります。

お住いの地域の呉服店に問い合わせたり来店したりして、着物を用意しましょう。

お店の人が選び方や合わせる小物を教えてくれるので、初心者のうちはネットレンタルより実店舗でのレンタルがおすすめです。

まずはレンタルの着物を着用してみて、着物接客がどんな感じなのか感覚を掴んでください。

慣れてきてから、ネットで安くレンタルしたり、自分だけのお気に入りを購入したりして楽しむのがいいでしょう。

美容院や呉服屋に着付けの予約をする

着物の用意ができたら、呉服屋や美容院で着付けの予約をします。

着物をレンタルした呉服屋さんに尋ねると、提携している美容院を教えてくれることが多いです。

ホットペッパービューティー などのサロン予約サービスでも、着付けをしてもらえるサロンを探せます。

『働いている地域名+着付け+美容院』で検索をかけると、着付けとヘアセットを行なってくれる美容室が見つかりますよ。

美容室でも着物のレンタルを行なっているを行なっているところも沢山あります。

「ホステスの着付けします」などの記載があるところを探すと、水商売の着付けに慣れた方が対応してくれますよ。

もし他のキャストや知り合いに着物を着ている子がいるなら、訪ねてみるのもいいですね。

ネットで調べるよりも、口コミの信頼度は高いです。

着付けを習って自分で着る

ちょっとハードルが高くなりますが、着付けを習って自分で着る方法を習得するのもありです。

今後着物を着る機会を増やしていきたいなら、自分磨きの一環として習いにいくのも楽しいものです。

なんせ、自分で着付けができるようになれば、その分着付け料金が浮きます。

いつでも好きな時に着物を着られるというメリットがありますね。

今後、結婚や出産を機に着物を着る機会は増えるので、一生モノのスキルとして重宝しますよ。

無料のレッスンもありますので、空いている時間を借りてぜひ一度通ってみてはいかがでしょうか?

初めてでも安心の着付け無料体験レッスン

きもの着方教室【いち瑠(いちる)】は、初心者でも安心して通える着付け教室。

体験レッスンを無料で開催しています。全国に約40教室を展開しているため、住んでいる地域から近くの店舗を探すことが可能です。

今後、着物を定期的に着る可能性があればぜひ、着方をマスターして見てはいかがでしょうか?

きもの着方教室いち瑠の無料体験レッスン受付中

和髪に対応した美容室を予約する

着物を着るなら、ヘアスタイルも和風を意識した方がいいですね。

「和髪」と呼ばれる、日本風のヘアスタイルができる美容院を予約してください。

いつもの美容師さんが、和髪に慣れているとは限りません。

着付けをした美容院で髪の毛までセットしてもらえればベストです。

ホステスが着物を着るために用意するもの

「さっそく着物を着てみたくなった!」という方もいるかもしれませんね。

着物を着るのは、ドレスよりもちょっと大変。

美しく着付けるためには、様々な小物が必要になります。

ホステスが着物を着るために用意するものを、用途別にご紹介します。

今回は、水商売定番の着物、訪問着を着る時に最低限必要なものをまとめました。

柄や形でおしゃれを楽しめるアイテム

ここでご紹介するのは、みなさんのセンスが問われるアイテムです。

表に見えるものなので、自分の好きな色・柄を選んで、コーディネートを楽しみましょう。

帯(おび)

帯は着物全体の印象を左右する小物ですね。

たくさんの種類があるので、自分の好きなものが見つかるはずです。

訪問着に合わせるのは

  • 袋帯
  • 洒落袋帯
  • 名古屋帯

と呼ばれる帯です。

帯締め(おびじめ)

帯締めは、帯を固定して崩れないように締めるための小物です。

浴衣を着る時に使ったことがある方も多いのではないでしょうか。

着物のワンポイントとして、おしゃれを楽しめるアイテムです。

帯揚げ(おびあげ)

帯揚げとは、帯の上辺を飾る布のことす。

帯揚げがちらりと見えることで華やかで引き締まった印象になりますので、オシャレのワンポイントとして、印象を変えるアイテムです。

半襟(はんえり)

襟元のおしゃれを楽しむための小物です。

汗やファンデーションの汚れを防ぐ目的もあります。

顔映りを左右する重要アイテムです。

草履(ぞうり)

着物にいつものヒールを合わせるわけにはいきませんよね。

着物には草履を合わせましょう。

素材やデザインも豊富にあります。

バッグ

リップやハンカチ、ライターなど、お仕事道具を入れるのにバッグは必須ですよね。

バッグは草履とセットにすると、統一感が出ておすすめです。

どのような着物にも合う着物用草履とバッグを一つずつ持っておくと重宝するかもしれませんね。

快適に過ごすための小物

ここでは、着物で快適に過ごすためのアイテムをご紹介します。

重くて暑い着物を着る時は、快適さをサポートしてくれる小物が欠かせません。

ワンピース肌襦袢(はだじゅばん)

肌襦袢とは、着物用のインナーです。

色々な種類があるのですが、初心者におすすめなのがワンピース型の肌襦袢。

足元まである下着、と思っておくといいでしょう。

長襦袢(ながじゅばん)

長襦袢とは、肌襦袢の上に着るものです。

肌襦袢がインナーなら、長襦袢はブラウス。

着物というジャケットの下に着るアイテム、と思っておくといいでしょう。

着物からチラッと見えるものでもあります。

この長襦袢の襟元に、先ほどご紹介した半襟を縫い付けて、おしゃれを楽しみます

ブラウスの襟を自分好みにアレンジする感覚ですね。

腰ひも

着物や長襦袢を腰で締めて、ズレにくくするひもです。

4~5本用意しておけば安心です。

足袋(たび)

着物用の靴下です。

足袋にも色々な種類がありますが「キャラコ足袋」と呼ばれるものを用意しておくと、どんな着物にも合わせやすく便利です。

着物を見栄えよく着るための小物

着物を乱れなく美しく着るために使うアイテムをご紹介します。

外からは見えなくても、着物の中にはこんなにたくさんの小物が入っているのです。

帯板(おびいた)

帯をピシッと見せるための板です。

帯の巻きの間に挟みます。

厚紙をカットして代用することもできます。

帯枕(おびまくら)

帯の結びを立体的にゴージャスに見せるための小物です。

帯を結ぶ時にこれを入れて、厚みを持たせます。

衿芯(えりしん)

衿芯とは、着物の襟を立てて綺麗に見せてくれるものです。

襟元がヨレヨレだと、なんだかだらしない印象になってしまいますよね。

シャキッとした襟だと、美しく決まります。

小さなアイテムですが、綺麗な仕上がりには欠かせない小物です。

伊達締め(だてじめ)

結んだ腰ひもをさらに丈夫に強化するための帯です。

着物の機崩れを防ぐ効果があります。

外からは見えませんが、おしゃれな柄のものも多いので、気に入ったものを選ぶといいでしょう。

小物だけの購入もオススメ

小物に関しては一度購入すると同じものを使います

今後も着る予定があるのであれば、毎回レンタルをするよりも、小物は自分だけのものを持っておくのもオススメです。

どんな着物を着ても必ず必要な小物類が揃っています★

セット内容

1:帯枕(普通型)×1
2:綿100%肌襦袢×1、M/Lサイズ
3:ポリエステル裾除け×1、M/Lサイズ
4:モスリン腰紐×4
5:着付ベルト×1
6:マジックベルト×1
7:三重仮紐×1
8:ポリエステル伊達締め×2
9:ベルト付き前板×1
10:後板×1
11:衿芯×1
12:ストレッチ足袋×1、S/M/Lサイズ
13:温感インナー足袋Mサイズ×1
14:三巾風呂敷(約100cm×100cm)×1

ホステスは着物を着て売上アップ!

ホステスさんは、日本の美しい文化である着物をぜひお仕事に取り入れてみてください。

着るだけで、背筋がピンと伸びて所作も美しくなるでしょう。

美しく着こなして、あなたの魅力を最大限引き出してくださいね。