「キャバ嬢は性格が悪い」そんな声を聞いたことはありませんか?
また、周りで「性格悪いな~」と思うキャストがいるのではないでしょうか。
今回は、キャバ嬢は性格が悪いと思われがちな理由を解明していきましょう。
「私は性格悪いのかな?」
「このままキャバ嬢をしていたら、ダメな人間になってしまう?」
とお悩みの方の参考になれば幸いです。
キャバ嬢が「性格が悪い」と言われる理由
根拠があるわけでもないのに「キャバ嬢は性格が悪い」と言われることはよくあります。
その理由として考えられるものを見ていきましょう。
「騙す仕事」というイメージがあるから
キャバ嬢の仕事は、世間からは「男を騙して金を取る仕事」というイメージを持たれています。
確かに、好きでもない男性に感じよくしたり、楽しくもないのに楽しいフリをしたりすることはあるので、騙しているといえばそうなのかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
綺麗な女優さん達は、自分が使っていない化粧品をCMでおすすめしています。
洋服やコスメを買いにいけば、イマイチに合っていなくても「可愛いですね」「素敵ですね」のオンパレードです。
可愛い着ぐるみの中に入っている人は、本当は「熱い」「だるい」と思っていても、それを表に出すことはせず、とびきりキュートな仕草で私達を楽しませてくれます。
この世の仕事は全て、程度の差はあっても人を騙す要素があるのです。
キャバ嬢がお客様に嘘をつくのは、それがエンターテインメントだから。
それを理解できない人達は「キャバ嬢は人を騙して金を巻き上げる」と言ってきます。
キャバ嬢のことをこの世界では『キャスト』と呼びます。キャストとは女優のこと。
つまりお客様が求める様々な役割を演じる必要があるのです。
是非この記事も参考にしてみてくださいね。
「自分が一番」の競争社会だから
夜の世界で生き延びていくためには「自分が一番」という欲深い精神を持たなければなりません。
そうしなければ、厳しい競争社会からすぐに脱落してしまうからです。
自分の利益のためには、時には下心を持って人と接したり、ちょっとずる賢いことをしたりすることもあるでしょう。
結果を出すためには、手段を選んでいられないのです。
「みんなが同じように幸せになるべき」「結果よりも過程が大切」という価値観の人達には、当然ながら理解されません。
お金にしか目がないイメージがあるから
日本人は、何となくお金に汚いイメージを持っています。
「金持ちは性格が悪い」「人前でお金の話をすべきではない」といった考えが目立ちますね。
これは江戸時代、政府が自分たちの権力を守るため、国民が豊かになれないような仕組みを作っていたからです。
「お金を扱う商人はいやしい身分」として「お金=はしたないもの」というイメージを植え付けていきました。
「金もうけをするのはよくない」という価値観は、今でも日本人の中に根強くあります。
だからこそ人は、お金をたくさん稼いで贅沢三昧のキャバ嬢に嫌悪感を抱くのです。
簡単にお金を稼げる仕事と思われていることもあり、嫉妬心が隠れていることもあるでしょう。
性格が悪いとダメなの?
価値観は人それぞれです。
「結果のためなら手段は選ばない」
「結果よりも過程が大切」
人間の数だけ正解があるものなのです。単純にいい・悪いで決められるものではありません。
日本人の感覚だと、キャバ嬢は性格が悪いと言われるのは仕方がないことかもしれません。
しかし、性格が悪いと言われる選択をするキャバ嬢の方が、人気が出るのは間違いないでしょう。
- 仕事と割り切って接客
- 稼ぐことに貪欲
- 過程よりも結果優先
これを悪いと思う人には、思わせておけばいいのです。大切なのは「自分は何を求めているのか」ということ。
世間からの評価を気にするのであれば、キャバ嬢は向いていないかもしれません。
それよりも自分の成功を重視するのであれば、他人の声は無視して自分の感覚を信じるべきです。
世間の「キャバ嬢は性格悪い」の声は全く気にする必要なし!
悔しいですが、世間では「キャバ嬢は性格が悪い」と言われているのは事実です。
しかし、人はそれぞれ価値観が違います。本当は、性格にいい・悪いもないはずなのです。
だから、他人の声を気にする必要は全くありません。
大切なのは、あなたがどうしたいか、どうなりたいかなのです。