短時間で大きな額を稼げて、子どもの都合や体調に合わせやすいキャバクラ勤務は、シングルマザーの女性におすすめです。
しかし、シンママがいざキャバクラで働こうと思うと、様々な障害が発生します。
「子供を見てくれるところがない」
「お客様にバレないか心配」
「ドレスや美容にお金をかけられない」
などなど、悩みがつきません。
今回は、シングルマザーがキャバ嬢として働く時に抱えやすいお悩みと、その解決方法をご紹介します。
厳しい状況に打ちのめされずにキャバ嬢を続ける心構えも必見!
安心してキャバクラで働くために、知っておいて損はありません。
シングルマザーのキャバ嬢が抱えやすい悩みと解決法
まずは、シングルマザーのキャバ嬢が抱えがちなお悩みを見ていきましょう。
あわせて解決のヒントもご紹介します。
シンママのお悩み①子どもの預け先はどうする?
シンママキャバ嬢一番のお悩みは、働くために子どもを預けなければならないことでしょう。
子どもの世話をしてくれる人がいなければ、出勤できません。
お母さんと離れたくない子どもは、預けられるのを嫌がることもありますよね。
子どもが安心して過ごせる預け先を探しましょう。
家族・親戚に預ける
家族・親戚に頼れるなら、それに越したことはありません。
近しい人に見てもらえれば、安心してお仕事できるでしょう。
子どもも預けられることを嫌がらない可能性が高いです。
好意に甘えるだけでなく、少しでいいのでお礼を渡せるといいですね。
ベビーシッター
日本ではまだまだメジャーではないベビーシッターですが、昔より各段に利用のハードルが下がっています。
自宅で預かってくれるため、仕事帰りに預け先に寄って子どもを起こさなくて済みます。
子どもがなつく信頼できるシッターさんに出会えれば、心強い味方になってくれます。
おすすめは「キッズライン」という、自分でシッターさんを選べるサービスです。
24時間スマホから簡単に依頼することができ、お泊り保育にも対応してくれます。
入会金・登録料は0円、1時間1,000円~というリーズナブルさも魅力です。
単発ではなく、定期以来(毎週曜日固定)などを行うことで、料金の交渉も可能です。
24時間保育を行っている保育園に預ける
全国的に数は少ないですが、24時間保育を実施している保育園もあります。
保育のプロに見てもらえるなら、安心して働けますよね。
少々料金が高くなりますが、気兼ねなく子どもを預けられるでしょう。
条件に合う園を見つけるのは大変ですが、市町村の窓口に相談してみてください。
お店の託児所を利用
大きなキャバクラだと、託児所を完備しているところがあります。
保育料をお店が一部負担してくれる場合もあるようです。
働き口と子どもの預け先を同時に探せるので効率がいいですね。
ただ、キャバクラ店内に託児所が併設されているわけではなく、提携の託児所を紹介してくれるというパターンがほとんど。
託児所の様子も含めて職探しをすることをおすすめします。
シンママのお悩み②お客様にバレないか心配
「お客様に子供がいることがバレないか心配」「子持ちだとバレたら指名されなくなるかも……。」と不安を抱えるシンママキャバ嬢は多いです。
子どもの預け先やお金の心配よりはマシな悩みですが、お仕事に没頭できず困ってしまいますよね。
基本的には、子持ちであることは言わない方がいいでしょう。
疑似恋愛を求めてキャバクラに来るお客様も多いからです。生活感を感じてしまうと、引いてしまうお客様もいます。
休日に子どもと一緒にいるところを見られたり、話の流れでうっかり言ってしまわないよう気をつけましょう。
ただ、あなたのキャラや年齢によっては「子供がいる」と言っても問題ない場合もあります。
むしろ子育てを応援してもらえることも。
場合によってはカミングアウトもありですね。
シンママのお悩み③ドレスや美容にお金をかけられない
お客様を獲得するためにも、毎回違うドレスを着たり、美容に投資したりしたいですよね。
子どもがいないキャバ嬢が自由にお金を使っているのを見ると、うらやましいと思うかもしれません。
しかし見た目にお金をかけすぎると、貯金ができなかったり、子どものために使うお金が圧迫されたりします。
シンママキャバ嬢は、できるだけお金をかけずに外見を整えましょう。
衣装費、美容費を節約するおすすめの方法を3つご紹介します。
フリマアプリや中古ショップ、ヤフーオークションの利用
キャバドレスや化粧品、同伴用の洋服や持ち物などを購入する時は、フリマアプリや中古ショップを活用しましょう。
フリマアプリだとキャバドレスは1000円代で手に入り、化粧品も定価よりずっと安く買えます。
「新品じゃないとダメ」なんてことはありません。
上手に活用して、必要経費を削減していきましょう。
新品同様のブランド物のドレスや、着物なども数多くそろっています。
私自身も過去に、数十万円の新品同様の着物をヤフオクを利用して数千円でゲットしたことが何度かあります。
ショップにはお宝商品が眠っています。
洋服レンタルサービスの利用
同伴用の服やキャバドレスを、月々9800円からレンタルできるサービスがあります。
毎月定額でワンピースやドレスを借り放題できる、キャバ嬢には嬉しいサービスです。
「いつも同じドレスなのでお客様に申し訳ない」「気に入って買ったドレスでもすぐに飽きてしまう」という方にぴったり!
年間の衣装代をトータルで見た時に、かなりの額が節約できます。
お店の貸衣装の利用
お店でドレスをレンタルできるなら、積極的に利用しましょう。
無料~数百円程度で借りられます。
自前のドレスを数着用意しておき、定期的にお店のドレスをレンタルすれば、かぶりを防げます。
似合わないと思っていたデザインに気軽に挑戦できるのもいいですね。
新たな発見があるかもしれません。
シンママのお悩み④ずっと働けるか不安……
キャバ嬢は期間限定のお仕事だと思っていた方がいいでしょう。
ある程度年齢を重ねても、熟女キャバクラや落ち着いたラウンジで働ける場合もありますが、体力的にキツくなってきます。
20代を水商売だけで過ごして、30代でいざ昼職に転職しようとしても、仕事はなかなか見つかりません。
社会人経験が少なく、業務スキルがない人を雇ってくれるところは少ないです。
将来に不安があるシンママキャバ嬢さんは、以下のことを検討してみましょう。
- メインは昼職にして、キャバ嬢を副業にする
- スキルを身に着けて転職に備えておく
- 短期間で大きく稼いで貯金をため、水商売を早めに上がる
水商売は、ダラダラ続けてしまうのが一番怖いです。
「今の状態がずっと続くわけではない」と心得て、常に先を見据えた行動をしましょう。
シンママのお悩み⑤お酒や夜更かしで体がきつい
お酒を飲むのもキャバ嬢の仕事のうち。
深夜まで働くので、体に負担が大きいです。
子どもがいなければ昼間に休むことができますが、子持ちだとそうは言っていられません。
常に睡眠不足や二日酔いで辛さを感じている方も多いでしょう。
こればっかりは、無理をしないように自分で調整するしかありません。
無理してたくさん稼いでも、ダウンして欠勤したり、病院に行って医療費がかかったりすれば元も子もありません。
- シフトを入れすぎないようにする
- アフターは行かない
- 「飲まないキャラ」でいく
- サプリを取り入れる
- 早上がりを検討する
など、体への負担が軽減される働き方を見つけていきましょう。
シングルマザーがキャバクラで働く時の心構え
子どもがいない女性でさえ、キャバ嬢を続けるのは大変。
子育てしながらキャバクラで働くのは、さらに過酷なことでしょう。
たくさんのメリットがあるけれど、それだけ苦しいこともあるキャバ嬢のお仕事。
シンママがキャバ嬢を続けるために必要な心構えを見ていきましょう。
働くお店を見極める
シングルマザーがキャバクラで働く時は、お店選びが何よりも重要です。
子どもを育てながら頑張るあなたを応援してくれる、理解ある店を選びましょう。
面接の時は、以下のポイントをチェックしてください。
- シフトを自由に組めそうか
- 欠勤・遅刻に対する罰則はあるか、どのような内容か
- 衣装のレンタルはあるか
- 早上がりOKかどうか
- 託児所はあるか
子どもがいることは、面接時に必ず伝えましょう。
その時のスタッフの反応もとても大事です。
生活水準を極力上げない
キャバ嬢を始めてたくさん稼げるようになっても、できるだけ今の生活水準をキープするようにしてください。
キャバ嬢の仕事は高収入ですが、不安定で将来性が低いです。
たくさんお金が入ったからといってそのまま使ってしまうと、稼げなくなった時に苦しい思いをします。
不便すぎる生活でストレスをためるのはよくありませんが、ある程度快適な生活になったら、それ以上は求めないようにするのが賢明です。
売上や人気よりも大切なことを考える
シンママがキャバ嬢をする時は、売上や人気の獲得を目指しすぎないようにしましょう。
お金や地位のために頑張りすぎると、大切な子どもの存在を見失ってしまうかもしれません。
- 持ち物や美容にお金をかけすぎて貯金ができない
- 同伴やアフターを頑張りすぎて子どもとの時間がとれない
- 営業メールに必死になって子どもとの会話がおろそかになる
向上心や競争心が強い方ほど頑張りすぎてしまうでしょう。
そんな時は一度冷静になって「何のために働いているのか」考えましょう。
その答えが「子どものため」であるなら、必要以上に稼いだり、無理にナンバー入りを目指したりしなくていいのです。
野心も大切ですが、自分と子どもが普通に生活できるだけのお金があれば十分だと心得ましょう。
バランスをとるよう心がけてくださいね。
批判の声は気にしない
「シングルマザーでキャバ嬢」というと、世間から白い目で見られることがあるかもしれません。
同じ水商売の人達から批判されることは少ないですが、夜の世界を知らない人達からの偏見はまだまだあります。
嫌なことを言われても、一切気にしなくて大丈夫!
あなたは大事な子どものために頑張っているのです。
それが分からない人達の意見に耳を傾ける必要はありません。
シンママキャバ嬢は頑張り過ぎないことが大切!
シングルマザーがキャバクラで働く時は、頑張り過ぎないことが大切です。
「子どものため」と思うとつい気合いが入ってしまいますが、自分の体と子どもとの時間が一番大切です。
上を目指すのではなく、子どもとの時間を増やしたり、快適な暮らしを送るために働きましょう。
キャバ嬢のお仕事は普通よりも稼げるので、必死になりすぎなくても大丈夫ですよ。