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キャバ嬢引退後はどうするの?引退後のキャバ嬢4人にインタビュー

みなさま、キャバクラを引退した女性はどのような道に進むか気になりませんか?

前回好評だったキャバクラ引退後企画第二弾です。

他のキャバクラ嬢がどんな理由で働いて、どんな風になっていったかは、すごく気になるものですね。

共感したり、知恵を得たり、話として驚いたり、キャバクラ嬢の数だけストーリがあるものです。今回も4人の女の子について書いてみます。

第1弾はこちらから見ることができます。

4人のキャバ嬢のその後

ゆうちゃん

18歳で、大学進学と共に学費を出すために働きはじめました。

1年生の5月からなので、最初はそれまでバイトもしたことがなかったので、知らない事ばかり。

ましてやこの間まで高校生だったのが、女を前面にだして、かなり年上のお客さまと接する訳ですから、最初は失敗ばかりでした。

グラスがなくなっても何もしない、ヘルプなのに色々と自分を売り込んでしまう、離れすぎて座ったり、その日の気分があまりに顔にでてお客さまに心配されたり、色々。

でも、経済的な理由からか、週中は4日、週末は日曜日に、必ず入る事にしていたので、どんどん慣れてきました。

元々、性格はかなり明るい方なので、失敗も可愛く受け取られ、特に父親くらいの年齢のお客さまから気に入られる事が多くなりました。

同伴も意欲的にこなして、半年もすると常に指名がはいる人気物になりました。彼女はとにかく、連絡がまめなのです。

打つのが早いのか、いつもスマホをみてるのか、同じお客さまと、一日に何十回へたしたら、百回以上のラインの会話が続きます。

裏表がない子なので、学校の課題とかも、お客さまの中の詳しい人に相談して、解決していくくらいの逞ししさで、成績もかなり優秀だという事でした。

在学中は、ほぼこのペースでお店に出勤して、卒業と共に同じ大学の大学院に進学しました。

合計6年、同じ店で、ほぼ週5日、とにかくきちんとした子で、長期休暇でもほとんどペースは変えませんでした。

「以前は・・・」というのが、口癖で他の女の子のどんな経験や相談でも、ほぼこの口調で助言や提案をしてあげる事のできるスーパー姉さんでした。

結局学費、生活費、全部自分で稼ぎ、多くの紳士のお客さまの心をがっちりつかんだのち、大学院を卒業し、大企業に就職をきっかけにお店を辞めました。

あんじゅちゃん

お店に来た時は、30代前半だったと思います。

あまり自分の事を話さないので、わかりませんが、風貌や仕草から、水商売の長さが感じられます。

自分では、頭が悪いのだ、悪いだのだと連呼していました。

性格はすごく人なつっこいのですが、感情的になる事も多く、お客さまとも言い合いになったり、こじれたりする事もありました。

でも天性の人なつっこさがあり、最後はどんなお客さまでも、彼女にちかづいてくるそんな感じの人でした。

彼女の面白いエピソードは、アフターで酔った勢いで、お客さまの家に行ってしまったというのがあります。押しかけアフターですね。

どおいう経緯か、何かがあったのかは知りませんが、ノリと感情でどんどん攻めていくお姉さんでした。

私の方が先にやめたので、その後はしらないのですが、あの天性のノリでいけば、今頃お店2-3件、仕切ってるかもしれないなーーと時々思い出します。

かれんちゃん

カレンちゃんは、すれ違うと誰もが振り返るというレベルの超絶美女でした。

ハーフと間違えるような白い肌とシャープな顔つき、服の上からではっきりわかる大きな胸とお尻、そしてくびれた腰つき、さすがモデルをしていただけある女の子でした。

高校をでて就職した会社が倒産してしまって、21歳でこの世界に入ります。

何しろ絶世の美女なので、お客はすぐつくのですが、あまりまめな性格でないので、フォローをしません。だからなかなか固定しない状態でした。

しかしカレンちゃんには、親衛隊ともいえる4人のお客さまがいました。

その4人は同じ会社の同僚なのですが、最初会社の飲み会できた後、4人ともカレンちゃんを気にいって、しかも喧嘩にもならず、4人でその後も来るのです。

スマホのアプリの開発をしている会社の人らしく、羽振りもよく、いつも4人できて、カレンちゃんと後3人を適当に指名して、3-4時間います。

週に多い時は3回くらいして、いつも同じ感じであそんで行かれました。

面白いのは普通このパターンだと途中でその中の個人が一人で来ることになる事が多いのですが、親衛隊は常に4人で来るのです。

そして誰も抜け駆けをしないで、常に4人でカレン親衛隊を作っています。

誕生日プレゼントなども、親衛隊名義でもってきますし、3人でも2人でも来ることはなかったです。不思議な不思議な人間関係ですね。

さて、その後が面白くて、カレンちゃんはなんと2年ほどした後、そのアプリ会社に就職したんです。

その会社はその4人が動かしているようで、親衛隊が決めて、なんとカレンちゃんは、その会社の重役として、迎え入れられて、女の子向けのサービスを担当しているという事なんです。

あの4人は最初からそれが目的なのか、途中でそうなったのか、カレンちゃんの何がよかったのか、お店では話題となりました。

そしてその後、カレンちゃんは4人組とは違う人と結婚して、今もその会社で働いています。不思議な不思議な話でした。

ゆうかちゃん

ゆうかちゃんは、もともとは、大学院で、何かの果物を研究していたという事でした。

でも専門過ぎて、県の職員くらいしか就職がなくて、奨学金返済とかもあり、キャバクラで働き始めます。

すごく頭がいいはずなのですが、馬鹿な感じを上手く出して、のりのりで、お客さんと接していくタイプの子でした。

当時の店は、昼から夜までやっていたのですが、彼女は短期間で稼ぎたいのか、ほぼほぼ出勤していました。

同時になんと博士論文とかを書いているとかで、いつも寝不足寝不足と言っていました。

お客さまには、田舎で24まで農業していて、果物臭くなったので、都会にきたというキャラを通して、博士論文とかはまったく口にしません。

しかし、頭がいいのか、のりのりキャラをしていても、お客さまの話をよく聞いているので、ちゃんと会話ができるので、お客さまは、ご機嫌です。

そしてゆうかちゃんの、特技は計算の速さです。なにか特徴がある彼女は爆発的な人気という訳ではないですが、じわじわと客をつかんでいきました。

結局1年半くらいでしょうか?研究員の仕事が見つかったという事で、彼女は突然仕事をやめて、九州の方の研究所に移っていきました。

とにかく頭がよくて、ゴールをきちんと決めて、一直線にそこにむけて駆け抜けた感じのゆうかちゃんでした。

また自分の得意分野を出しつつも、受け入れやすいキャラを演じきった割り切り感とかプロ意識がすごいゆうかちゃんでした。