会社の接待目的でキャバクラ・クラブなどの夜のお店が使われることはかなり多いです。
キャストの力量に、お客様のお仕事の運命がかかっているといっても過言ではありません。
しかし、接待でどう振舞うのが正しいのかイマイチよく分からないというキャバ嬢さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、接待で夜のお店使われる時のキャストの振舞い方について解説します。
「接待の基本的なマナーを知りたい」
「大事なお客様に失礼がないようにしたい」
「接待がうまいキャバ嬢になって売れたい」
こんな風に考えている方はぜひ参考にしてください。
接待上手なキャストはお客様からも信頼されます!!
接待とは?
まずは、夜の世界に入ったばかりだと接待とは何か分からない方もいるかと思います。
一般的に「接待」とは、「茶や食事などをふるまい、客をもてなすこと」をいいます。
コミュニケーションの場をつくり、もてなす相手と良好な関係を築くことが目的です。
つまり、利害がからむのがビジネスにおける接待の特徴といえるでしょう。
特に、女性がその場に入ることで、場が和み、おもてなしするお客様との関係性が築けたり、その場で大きな取引が決まったりすることもあるのです。
それだけキャバクラやクラブははおもてなしをする場としては重要なのです。
キャバ嬢が接待の事前に把握しておくこと
何も考えず接待に臨むのはNGです。
接待を成功させたいなら、事前に確認しておくべきことがあります。
誰をおもてなしするのか
「今夜誰を一番おもてなしすべきなのか」は、必ず事前に確認しておきましょう。
基本的には「接待される側の一番偉い人」になります。
接待する側は、相手側のトップに気に入られることを目的にしているからです。
この時「年齢が一番上=役職が一番上」とは限りませんので注意してくださいね。
座る位置
接待される側のトップを、最もいい席に座らせます。
どの席が特等席なのか分からない時は、事前にボーイさんに確認しておきましょう。
居心地のいいソファの真ん中に座らせ、キャストが両脇をかためるポジションを取ります。
2人のキャストから接客を受けるのはトップの特権です。
キャバ嬢が接待の時にすべき話題
接待の時は、どんな会話をすればいいのか迷いますよね。
「お客様の商談がうまくいくように、何か気の利いた発言をした方がいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、普段どおり差し障りのない話題でOKです。
趣味、スポーツ、映画、音楽、旅行、出身地など、いつもキャバクラで話すような内容で構いません。
変に力が入りすぎて余計なことを言うと印象が悪くなりますし、気まずい空気が流れます。
酒席であからさまな商談をする人はほとんどいませんが、万が一そのような話になっても首を突っ込まないようにしましょう。
唯一意識すべきなのは「接待される側を‟ヨイショ”する」ということ。
接待する側の人からすれば、キャストが接待相手を気分よくしてくれることにメリットがあるのです。
振る舞いのコツ
接待の振る舞いについて、もう少し細かいところまで知りましょう。
これまでできれば「接待に使えるキャバ嬢」として重宝されますよ。
自分のお客様 < 接待されるお客様
接待の場では、自分の顧客よりも接待される側の人を優先させ、盛り上げましょう。
「私のお客様がいるから」と思って、その人ばかり大事にするのは接待の席ではNG。
「今日は俺じゃなくて取引先を盛り上げてよ」とイライラさせてしまいます。
接待する側のお客様があなたの普段の顧客であっても、接待時は対応を変えてください。
接待相手を盛り上げることが、あなたの顧客を満足させることにつながります。
お酒を作ったりタバコに火をつけたりするのも、接待される側からと覚えておきましょう。
事務的なコミュニケーションは接待する側の末席の方と
事務的なやりとりは、接待する側の末席の方と行います。
具体的には、接待する側の一番役職が低い方になります。
- 注文をどうするか
- 予算はいくらか
- 時間がきたことの伝達
- 延長の有無
- お会計
接待される側の人達には、このようなやりとりに参加させてはいけません。
特にお会計の伝票を渡す人は間違わないようにしましょう。
キャバ嬢は接待をマスターしたら売れる!
いつもの接客とはちょっと違う振る舞いが求められる接待。
「難しい」と思うかもしれませんが、意識するのは接待する側・される側の関係性だけです。
それさえ分かれば、あとはいつも通りの接客でOK。
接待が得意なキャバ嬢になれば、お客様から一目置かれる存在になります。
接待をマスターして、売れっ子キャバ嬢になろう♪
接待で来店したお客様もしっかり管理しよう!
Meltyでは売上アップのための『顧客管理アプリMelty』をリリースしています。Meltyでは、お客様とお話しした内容や、お客様の情報を書き留めるプロフィール機能が備わっています。
接待で連れてこられた側の方だから・・・といって、その場で終わらせてしまってはダメ。横についたお客様とお話しした内容を書き留めておきましょう。
いつ、また接待の席であなたのお店を利用することがあるかはわかりません!!
再度、来店なさったときに、しっかり話した内容を覚えているのと、覚えていないのとでは印象はまったく変わってきます。
接客時にも営業時にも大活用できますので、 あなたの相方としてぜひ利用してみてください!