2021年6月、大阪のカラオケパブで、この店のオーナーの女性が、何者かに殺されるという悲しい事件が起きました。
事件の全体像は、まだわからないので、断定的な事は言えないですが、もしお客様とキャストの間の感情のもつれだとしたら、ほんとに残念ですね。
でもキャバクラで働いていたら、お客様との、感情面でのもつれというのは、多少は皆さん経験されているのではないかなと思います。
そもそも、ある程度の恋愛感情を利用しながらサービスを提供するというビジネスの特徴上、
その気持ちが、こじれてしまうと、ストーカー的な行動になったり、嫌がらせや脅迫、また
性的被害や時には暴力などに発展する事もありえる世界です。
どうやってこおいう状態を避ける事ができるのでしょうか?
この記事では色恋のもつれからおこりうるトラブルを防ぐために気をつけたいことについてまとめました。
色恋のもつれを避けるために気をつけたい3つのこと
では見ていきたいと思います。
疑似恋愛というルールをきちんと守る事
まずは、お客様との関係において、疑似恋愛というルールをきちんと守る事が大切です。
プライベートを話す事、恋人同士のような事を話す事、これは全然問題ないですが、あくまでホントの恋愛ではない、疑似の域をでない事が大事です。
これには、あまりに現実的な将来の話をしない事、少し夢のような話をする事など、
あくまで現実と少し遊離した像を演じる事も大切です。
疑似恋愛とは、真剣な恋愛だけど、時間がきたら消滅する恋愛なのです。だから、時間軸をすこしぼかす事が大事になります。
恋愛感情をにおわすあまりに現実的な事を話すと、疑似の世界をでてしまう可能性があるので、
どんな事を話したかきちんと記録する事も必要です。
人は、いわゆる見返りを求めるものだという事を理解する
次は、人はエネルギーを注ぎすぎると、それを取り戻そうとするものだという性質をきちんと理解する事です。人は、いわゆる見返りを求めるものだという事ですね。
これが回収できないとなると、人は理性を失う可能性があります。
「俺はこれだけしたのに、貴方は・・・」という思考になりうるのです。
ですから、お金にしても、時間にしても、感情にしても、その人の許容をこえるような要求をしない事が大事です。もちろんお仕事なので、おねだりをする事は、必要です。
でも無理をさせないように相手の限界を探る事が大事です。これには、詳細にその日の経過を記録する事が必要ですね。
例えば、今まで現金払いの人が、急にカードになったり、店に来る間隔が急にあいたりしたり、
無理してる感じが言葉や態度ででてきたら注意です。
これをきちんと理解してあげるためには、きちんとした顧客の情報が大切ですね。
個室で男と女が二人きりになる事を避ける
最後は、当たり前ですが、二人きりにならない事、男と女が二人きりになる事は、いろんな危険が伴います。
外で会うとしても、カラオケやドライブなど二人きりになる状況を避ける事、お店では、かならず黒服や他のスタッフに状況を伝える事など、周りに誰かがいる事を意識する事は、予防としては大切です。
さいごに
いかがでしょうか?
どうしても異性をうりにしたビジネスなので、微妙な線引きが必要とはなりますが、自分の身を守る責任は自分にあります。
楽しくルールを守りながら、刺激を楽しむ、大人の社交場としてのキャバ嬢ができるように
注意をしながら、仕事をしていけるようにしたいものですね。
アプリMeltyでは、仕事の中で生じるトラブルに対して、弁護士のサポートがうけれるような提携をしています。
不安を感じるような状況があれば、是非ご利用くださいね。
またお客様のいろんな変化に敏感である為にも、普段からMeltyを使って、お客様の状況をきちんと管理しておきましょう。