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【カフェ編】飲む場面が多いからこそ知っておきたい。コーヒー・紅茶・日本茶の飲み方

普段の生活で、コーヒー・紅茶・日本茶を頂く機会は本当に多いですよね。

同伴、お友達とのカフェタイム、デート、それからビジネスシーン……。

こんなにもお茶を頂く機会は多いにもかかわらず、飲み方のマナーに無頓着な方は多いようです。

音を立てて飲まない、食器を雑に扱わない、くらいのことは気をつけていても、上品に見える所作までは実践していない方がほとんどではないでしょうか。

今回は、意外と知らないコーヒー・紅茶・日本茶のマナー、エレガントに見える飲み方をご紹介します。

いつのもティータイムにちょっと取り入れるだけで、周りのみんなと差をつけられます。

優雅な飲み方を実践して、素敵な女性を目指しましょう!

コーヒーのマナー

コース料理の最後にコーヒーを出す店は多いですよね。

普段何気なく飲んでいるあなたも、これを機にエレガントな飲み方をマスターしましょう。

コーヒーが提供される形

コーヒーは基本的に、カップ・ソーサー・ティースプーンの3点セットで提供されます。

日本だと取っ手を右向きにして出してくれる店も多いですが、高級店だと左側を向けて出されることもあります。

ティースプーンは、手前側に置かれて出てきます。

これから飲み方を学ぶ上で、この基本形を頭に入れておくと分かりやすくなりますよ。

砂糖・ミルクを上品に混ぜる

砂糖→ミルクの順で入れていきます。

角砂糖をそのままドボンとコーヒーに入れるのは、イマイチな所作です。

手元のティースプーンに角砂糖を乗せてから、ゆっくりとコーヒーに投入します。

さらさらした砂糖を使う場合は、跳ねないようにコーヒーの近くから入れましょう。

かき混ぜる時は、カチャカチャと音を立てないようにすることです。

西洋のマナーでは、食器がぶつかる音を立てることは、いかなる場合もマナー違反となります。

取っ手が左側にきている場合、混ぜる際には取っ手に左手を添えましょう。

取っ手が右側にある場合は、手は添えなくてOKです。砂糖を混ぜると、くるくると水流ができますよね。

そこにミルクを投入して、流れを利用して混ぜ合わせていきます。

ティースプーンはカップの向こう側へ

使い終わったティースプーンは、元々あった手前側に戻すのではなく、カップの向こう側に置きます。

もちろん、カップにスプーンを刺したまま飲むのはNGです。

砂糖やミルクを入れずにブラックで飲む場合も、飲む時は手前のスプーンを奥に置くように心がけましょう。

飲むときは取っ手を右側に回す

コーヒーを飲む時は、取っ手が右側にくるようにします。

お店の方は「ミルクや砂糖を混ぜる手がぶつからないように」という配慮で、カップの取っ手を左側にして提供することも多いです。

だからといって、このまま飲んではいけません。

カップの取っ手をくるっと半回転させて、取っ手が右になるようにしてください。

3本の指でつまむように持つ

カップを持つ時は、親指と人差し指、中指で取っ手をつまむようにして持ちます。

安定しないようであれば、薬指と小指で支えるようにして持つといいですよ。

取っ手の中に指を入れてしっかり持つのは、多くの方がやってしまいがち。

子供っぽくあまり上品に見えません。

ただし、マグカップなど大きなものは重たいので、カップを落とさないよう取っ手の中に指を入れて持ちます。

ソーサーは持たない

コーヒーカップの下にはソーサーがついていますね。

これを持ち上げて飲むとお上品に見える気がしますが、実はNGマナー。

コーヒーソーサーは持たずに飲むのが正しいマナーです。

ただし、例外もあります。

立食パーティーなど移動が必要な場面では、ソーサーも一緒に持ち歩きます。

また、ローテーブルでコーヒーまで距離がある場合は、ソーサーを持って飲みます。

臨機応変に対応しましょう。

両手で持たない

コーヒーカップを両手で持つと、可愛らしくお上品に見える気がしますよね。

でも実は、両手で飲むのは「コーヒーが冷めている」という意味になってしまい、マナー違反とされているのです。

女性は特に、何となくのイメージでやってしまいがち。

熱くてもちゃんと飲めるように取っ手がありますから、取っ手を使って飲むようにしてください。

紅茶のマナー

お友達とアフタヌーンティーに行くキャバ嬢さんも多いのではないでしょうか。

紅茶を優雅に飲めれば、素敵な女性になれる気がしますね。

基本的にはコーヒーと同じ

紅茶の飲み方は、先ほどご紹介したコーヒーマナーと基本的には同じです。

飲むときはティースプーンを奥に置き、取っ手を右に回して飲みます。

砂糖やミルクの入れ方も変わりありません。

ソーサーの使い方も同じく、ハイテーブルの時は持たず、ローテーブルの時は持ちます。

レモンはカップに入れたままにしない

レモンティーを頼んだ時は、カップの中に輪切りのレモンが入っていますよね。

これをずっと入れたままにするのはNGです。

レモンを取り出さずそのままにしておくと、紅茶の色や香りが変わってしまいます。

輪切りレモンは、取り皿がある場合はそちらへ、ない場合はソーサーの縁に取り出しておきましょう。

ティーポットは片手で扱う

紅茶はカップだけでなく、ティーポットも一緒に出されることが多いですよね。

お客様や彼氏と紅茶を飲む時に、気を利かせて注いであげている女の子も多いのではないでしょうか。

なんとなく両手でティーポットを扱っている方が多いかと思いますが、実は片手で使うのが正解

「ふたが落ちるんじゃない?」と思ったかもしれませんが、心配いりません。

よほど安物でない限り、ティーポットのふたが落ちることはないのです。

ただ、あまり質のよくないティーポットだとふたが落ちてしまうことがあります。

その場合はやむを得ないので、ふたを押さえてかまいません。

日本茶のマナー

和食の店では必ず出てくる日本茶。

西洋の文化であるコーヒー・紅茶とは、作法が異なります。

美しい所作で日本茶を飲めたら、高貴な女性に思われるでしょう。

茶托(ちゃたく)とふたの扱い方

日本茶は、おもてなし度が高い場所ではふたと茶托も一緒に出されます。

茶托とは、湯のみの下に敷いてあるものです。

目の前に日本茶が置かれたら、つまみを右手で持ち、ふたを両手で持ち上げ、裏が自分側を向くように傾けます。

この動作で、ふたの内側についた水滴を湯のみの中に落とすのです。

ふたは、茶托とテーブルの間に挟んで動かないようにしてください。

両手で飲む

コーヒー・紅茶は両手で飲むのはNGでしたが、日本茶は両手で飲むのが正しいマナーです。

この時、がっつり湯のみをつかむのではありません。

右手で湯のみを持ち、左手は湯のみの底に軽く添える感じにしましょう。

一気のみはせず、じっくり味わって飲んでください。

急須は両手で扱う

和食を頂いた後、日本茶とともに急須が出てくるお店もありますよね。

お客様相手であれば、ぜひあなたが注いであげてください。

先ほど、紅茶のティーポットは片手で扱うとご説明しました。

しかし、急須の場合は両手を使います。

急須を両手で使うからこそ、ティーポットを両手で使ってしまう人が多いのでしょう。

急須のふたは、ティーポットと違って落ちやすくなっています。

右手で取っ手を持ち、左手でふたを押さえるようにして注ぎます。

お茶を注ぐ時は、急須のふたにある穴を注ぎ口の方を向くようにしてください。

こうするとお茶の出がよくなるのです。

コーヒー・紅茶・日本茶のマナーを知って一目置かれるキャバ嬢になろう!

知っていれば周りと差がつく、コーヒー・紅茶・日本茶のマナーをご紹介しました。

コーヒーと紅茶のマナーは、基本的にはあまり変わりません。

細かく突き詰めれば色々違いも出てきますが、まずは基本的な所作を覚えましょう。

それだけで見違えるほど美しい振る舞いになります。

コーヒー・紅茶のマナーにおけるキーワードは「片手」です。

カップやティーポットは、両手ではなく片手で扱います。

一方、日本茶のキーワードは「両手」。

急須を使う時も、日本茶を飲む時も、両手を使います

「マナーを一気に覚えるのは難しい……」という方は、まずはここから意識してみてくださいね。