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【共通編】とりあえずこれだけ覚えておけば安心!どんなジャンルの店にも共通するマナーを一挙解説!

仕事柄、敷居の高いお店で同伴することが多いキャバ嬢。お客様にいい印象を持ってもらうためにも、食事マナーが気になりますよね。

焼き魚の食べ方、ナプキンの使い方、スプーン・フォークの使い方……。

「食事マナー」と一言でいっても、覚えなければならないことは膨大にあります。

全て身に付けようと意気込みすぎると、早い段階で挫折してしまうでしょう。

そこで今回は「とりあえずこれだけ覚えておけば安心!」という食事マナーの基本のきを、16個一挙解説!

和食・洋食・フレンチ・中華、どんなジャンルの店にも共通するマナーとなっています。

食事マナーに自信がなくても、今日ご紹介する基本的なものさえ覚えていれば、お客様を不快にさせてしまうことはないでしょう。

丸暗記して実践してくださいね!

共通マナー16選

1.スマホはマナーモードにしておく

お客様との食事では、スマホはマナーモードにするのが鉄則です。

お客様は、あなたとの食事を楽しみにしています。

LINEの通知音が鳴れば「他の客かな?」と不安に思いますし、電話が鳴れば食事中に気が散ってしまいます。

高級なお店であるほど、店内の雰囲気を壊してしまいます。

電源を切る必要はありませんが、音は鳴らないようにしておきましょう。

2.大きな荷物やコートはお店の方に預ける

大きな荷物やコートは、入店時にお店の方に預けるようにしてください。

高級店には必ずクロークがあります。

かさばるものをテーブルまで持っていくと、食事の邪魔になりますよ。

上着を着たまま食事するのは、いかなる場合もマナー違反です。

ただし、貴重品は自席まで持っていきましょう。あらかじめ、大きな荷物と貴重品が入ったバッグは分けておくといいですね。

3.香水をつけすぎない

お客様に気に入られるために香水をつけたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、食事の邪魔になるほどつけてしまうと、悪印象です。

食事は香りも楽しむものですから、台無しにしてしまってはいけません。

同伴時は香水はつけず、店に入ってからつけた方がいいでしょう。

どうしてもつけたいなら、かなり控えめに。

4.バッグの置き方に気をつける

大きな荷物はクロークに預けますが、貴重品が入った小さめのバッグは席まで持っていきます。

小さめのハンドバッグは、椅子の背もたれとお尻の間に置きます。

椅子の背もたれにすき間があってバッグが落ちてしまいそうな場合は、膝に置いてもいいでしょう。

上からナプキンをかければ安心です。

使っていない席があれば、そこにバッグを置いてもOKです。

底に鋲がついていて、床に置けるタイプのバッグは右側の足元に置きます。

左側の足元に置くと、スタッフの給仕の邪魔になってしまうので、必ず右側に置くようにしてください。

バッグのNGな置き方も覚えておきましょう。

  • 食事するテーブルの上に置く
  • 椅子の背もたれに引っかける

5.椅子に左側から座る

椅子には、左側から座るのが正しいマナーです。

右から座れる状況であっても、できる限り左から座るように心がけてください。

これは退席の時も同じです。

「左から座って左へ立ち上がる」と覚えておきましょう

6.料理はひっくり返したり崩したりしない

基本的には、料理をひっくり返したり崩したりしないように食べるようにしましょう。

焼き魚を裏返して食べたり、カレーをぐちゃぐちゃに混ぜて食べたりするのはNG。

料理は芸術品なので、見た目を楽しむ心も重要です。

ただし、石焼ビビンバのように混ぜて食べる料理は別です。

7.箸やカトラリーで音を立てない

食事は箸やカトラリーを使ってするわけですが、皿とぶつかる音を立てないようにするのが大切です。

焦って食べると音がする原因になります。

気持ちを落ち着けてゆったり食事するようにすれば、不快な音を出さずに食べられます。

食器を正しく持つことも、音がしないようにするコツです。

8.‟クチャラー”にならない

‟クチャラー”とは、食べ物を食べる時にくちゃくちゃと音を立てて食べる人を指す俗語です。

この行為は、周囲の人にかなりの不快感を与えてしまいます。

音が気になるし、口の中の食べ物が見えるのはみっともないですよね。

どんなに美人でも、クチャラーだと幻滅されてします。

普段から注意して咀嚼するようにしましょう。

9.箸やカトラリー類は舐めない

箸やスプーン・フォークについた食べ物を、舐めとるようにするのはマナー違反です。

「もったいないから」と舐めたくなる気持ちは分かりますが、見ている側は不快感を感じるもの。

箸やカトラリーは、舐めるものではなく食べ物を口に運ぶものです。

10.手皿をしない

手皿とは、食べ物を口に運ぶ時に左手を口元に添えること。

一見上品そうに見えて、多くの人が正しいマナーだと勘違いしている行為です。

もし手が汚れてしまったら、逆に汚い印象になってしまいますよね。

どんなジャンルの料理であっても、手皿はNGです。

11.皿にとったものは戻さない

料理を大皿や鍋から自分の皿に取り分けた後、戻してはいけません。

家族や親しい友人との食事では何気なくやってしまいますが、お客様との食事でするのはご法度です。

他人が箸をつけたものを食べたいと思う人はいないでしょう。

悪気はなくてもやってしまいがちなので、注意してください。

12.髪の毛やスマホをいじらない

こちらも無意識のうちにやってしまう行動です。

同伴で緊張していたり手持ち無沙汰に感じていたりすると、ついつい何かを触ってしまいます。

人間には、何かに触れていると安心するという心理があるのです。

しかし、はたから見ればあまり美しくない行為。

無意識にやってしまっていることが多いので、今一度自分の行動を振り返ってみましょう。

13.時計をチラチラ見ない

腕時計やお店の時計にチラチラと目をやることは、お客様に「楽しくないのかな?」「早く帰りたいのかな?」という不安を感じさせてしまいます。

同伴だと時間制限があるので時間が気になると思いますが、あまり頻繁に確認しないようにしましょう。

入店の時間に間に合うように、余裕を持った時間配分をすることが大切です。

14.テーブルについていいのは手首まで

料理が運ばれてくるのを待っている時、お客様の話を聞いている時、手をどうしていいか気になりますよね。

手は膝の上、ではなく、机の上に置いてかまいません。ただし「手首まで」と覚えておきましょう。

肘までつくとお行儀が悪くなります。

もちろん頬杖もNG行為なので注意してください。

15.箸やカトラリーを落としても自分で拾わない

食事をしていると、箸やカトラリーを落としてしまうことはあるでしょう。

この時、自分で拾ってはいけません。店員さんを呼んで、拾ってもらうようにします。

特にお店が高級であるほど、自分で拾うのは格好悪く思われます。

お客様が落とした場合も同様。あなたが拾ってあげるのが正しいマナーではありません。

店員さんに任せるのが最もスマートなのです。

16.店員さんにお礼を言う

店を出る時は「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と店員さんに伝えましょう。

当たり前なようで、できていない方が意外と多いです。

一緒に食事するお客様に好印象を与えることもできるので、必ず実践してください。

難しいマナーよりまず基本!

食事マナーの基本のきを16個ご紹介しました。

どれも、特に難しいことはありません。

各ジャンルの複雑な食事マナーは、これから覚えていけばいいのです。

まずはこの16個のルールを身に付け、どのお店でも最低限のマナーを守れれば安心ですね。

お客様を不快にさせることなく、食事を楽しむことができますよ。