キャバ嬢として多くのお客さまに出会いますが、お客さまから聞くと、何年経っても忘れられない女性としてキャバ嬢の事を思い出す事があるようですね。
もちろんお店で出会ったお客とキャバ嬢という関係ではありますが、女性として、何年も男性に覚えていてもらうのは、また素敵な事ですよね。
このようなキャバ嬢とお客さまを超えた印象を残す女性にはどんな特徴があるのか、若菜の知り合いのお客さまに、ヒアリングをしてまとめてみました。
Yさん:40代、既婚、会社員、月に3-4回のキャバクラ通い、キャバ歴15年の場合
出張でいった小倉で出会った由芽ちゃんは、今でも時々思い出します。
もう7-8年前になるので、私も30過ぎでしたけど、彼女は、当時24-5だった思います。
時間つぶしで入ったキャバクラでしたので、フリーで誰もよかったのですけど、2人目についたのが彼女でした。
まず最初にテーブルの上のチャームをさっと片付けてから、席に着いたのですが、その時の仕草が凄く洗練されていて、上品で、お店用で身に着けたというより、普段の生活でもしてる感じがして、好印象を持ちました。
席に着いてからは、ごくごく普通の会話ではあるのですが、とにかく話を聴くときに、すごく一生懸命にこちらをみて、笑顔を見せて、頷きとか、合いの手とかが、すごく心地よくて、どんどん会話が弾み、自分の事をいろいろ話してしまいました。
その時は、場内指名で、もうワンセット話をして、彼女の事もいろいろ話してくれました。
学生で小倉にきて、そのまま就職で残っている事、弟の学費を出すために週に2-3回、ここで働いている事、夢は自分の地元に戻って、家族で観光客向けの店を出したい事などでした。
先ほどの聞くときの態度もそうでしたけど、この話をするときの、純情な感じに、一気に惹かれてしまいました。
その後、月に1度くらいの出張の時に、同伴とかするようになり、博多の出張でも仕事終わりに新幹線で会いに行ったりしました。
7-8か月ほどして、彼女は、お店をやめる事になりました。
理由は昼の仕事の転勤でした。
キャバクラでは、合計1年仕事をしたことになるようで、携帯の番号も変えて、お客との連絡は絶つけどと言って、3人だけ新しい番号教えるね――と言って、教えてくれました。
結局その後連絡はしないで、そのままですね。もう夢はかなったのかな?結婚してるかも?とか時々思います。
若菜のコメント
その後がないのも素敵な関係ですね。
外見の容姿の事がなにもかかれていないのに、仕草、気配り、話を聴く姿勢、話し方という点で、Yさんを引き付けたのが、興味深いですね。
やはり心に深く残るのは、外見を超えた印象なのでしょうかね。Yさん、有難うございます。