ゴージャスな時計を買ったことを自慢するキャバクラのお客様って多いですよね。
時計うんちくを永遠と語る方もたくさんいます。
しかし、時計について何も知らないと、正直苦痛に感じてしまうのでは?
とりあえず「すごーい!」とは言ってみるものの、何がすごいのかはよく分からない……。
今回は、そんな状態から少しでも抜け出すために、時計について勉強しましょう。
世界的に有名な時計ブランドと、日本で人気の時計ブランドを簡単にご紹介します。
少しでもお客様との会話を弾ませるきっかけになれば幸いです。
まず3つだけ知ろう!世界三大時計とは
まずは、世界的にもっとも格式高い「世界三大時計ブランド」を覚えましょう。
いずれも時計の本場 スイスの超名門ブランドです。
一般人にはとうてい手がでない価格帯であり、日本人でつけている人はほとんど見られませんが、時計マニアのあこがれの存在であることは間違いありません。
名前だけでも知っていれば、時計好きのお客様が目を輝かせてくれるでしょう。
1.パテックフィリップ
価格帯:300万円~500万円
時計界の王様として名高いブランド、パテックフィリップ。
世界最高の時計ブランドと呼ばれています。
愛用者はローマ教皇、アインシュタイン、ヴィクトリア女王など、歴史上の有名人物ばかりです。
パテックフィリップの魅力は、流行に左右されず古くからの格式を重んじているところにあります。
文字盤を作るだけでも200以上の作業工程があり、全て職人の手作りなんですよ。
身につける者のステイタスを、一段も二段も上げてくれる時計といえます。
2.ヴァシュロン・コンスタンタン
価格帯:200万円~300万円
数多くの王侯貴族に愛されてきた時計といえば、ヴァシュロン・コンスタンタンです。
最も歴史ある時計ブランドで、創業はなんと1755年。
約260年もの間、途切れることなく歴史を刻んできました。
シンプルでクラシカルなデザインが魅力で、今も世界のセレブリティから愛されています。
3.オーデマ・ピゲ
1875年にスイスの渓谷に工房を構えた時から、ずっと変わらず同じ場所で経営を続けているブランド。
創業当時から変わらない場所での経営は、伝統という価値を生み出しています。
オーデマ・ピゲの特徴は、その発明力にあります。
現在の腕時計に使われている機能の数々を発明したのが、このブランドなのです。
他のブランドでは実現できなかったことをいくつも成し遂げてきた実績があるからこそ、世界三大ブランドと呼ばれるようになったのです。
その他日本で人気の高級腕時計ブランド
世界三大時計をご紹介してきましたが、正直「あんまり聞いたことない……」と思った方も多いでしょう。
ここからは、日本で人気の高級ブランド時計をご紹介します。
お客様で身につけている方も多いので、ロゴを覚えておくといいですよ。
「その時計、〇〇(ブランド)ですね!」と言ってあげれば、得意げな顔をすること間違いなしです。
1.ロレックス
メイン価格帯:70万円~100万円
時計に全く詳しくない方でも、この名前なら耳にしたことはあるのでは?
それくらい日本でも世界でも人気の時計ブランドです。
王冠のロゴがとても可愛いですよね。
自動巻き機能や防水機能など、実用的な機能を開発したことで一躍トップブランドとなりました。
実用的な時計なので、あなたの周りで普段使いしているお客様も多いはずです。
ロレックスは、リセールバリュー(売る時の価格)が非常に高いことでも有名。
普通、モノは中古品になると一気に価値が下がりますよね。
しかし、ロレックスの時計は100万で買っても売る時も100万。
さらにはプレミアがついて、買った時よりかなりの高値で落札されることだってあるんです。
株式投資みたいなものですね。
ロレックスの時計を資産として購入する方も多いです。
2.オメガ
メイン価格帯:30万円~80万円
オメガもロレックスに並ぶ人気時計ブランドです。
ロレックスよりも少し価格帯が低いですね。
知名度があり、比較的安価で購入できるため、初めて高級時計に触れる20代・30代の方に人気です。
それでいて通な時計愛好家にも好まれる、そんな万能ブランドです。
オメガには面白い歴史やストーリーがあります。
- アポロ11号が人類初の月面着陸を果たした際に宇宙飛行士がつけていた
- 映画「007」シリーズで、主人公 ジェームズ・ボンドが着用した
- オリンピックの公式タイムキーパーとして使われたことがある
このあたりのストーリーを知っておくと、お客様との会話に役立つかもしれません。
3.グランドセイコー
メイン価格帯:40万円~80万円
ここまでは世界の時計ブランドをご紹介してきましたが、日本だって負けていません。
グランドセイコーは、日本最大の腕時計ブランド。
特に30代のビジネスマンに支持されています。
決して派手ではないけれど、心にしみる味わい深いデザインが、日本人男性にぴったりなのです。
ロゴも‟SEIKO”の文字が入っていたり、頭文字をとって‟GS”と入っていたりと分かりやすいです。
お客様の手元で見つけたら、ぜひ褒めてあげましょう。