私が長年キャバ嬢をしていてよく感じた事は、お客さまと、キャバ嬢は、常に異性をネタにしながら、押したり引いたりしながら、陣地どりをしているみたいという事です。
お客様 ーー客ゾーン--<中間線>---プライベートゾーンーーキャバ嬢
というようなイメージです。
お客さまは、中間線を越えてプライベートゾーンに入ってこようとして格闘しますし、キャバ嬢は、中間線で押しとどめて客ゾーンに押しかえそうと格闘します。
これは、特に色恋営業をした場合には、この傾向が顕著だと感じています。
お客さまが、「俺なんてどうせ客としてしか見てないでしょ」「プライベートな部分で助けになりたい」などと言うのを聞いたり、見たりした経験ないでしょうか?
逆に、「休みの日はプライベートな時間なので、連絡するの面倒だな」「客としかみれない」などと感じた事はないでしょうか?
これは、この陣取りの線が右なのか左なのかという点からでてきている言葉と言えないでしょうか?
以前に、お客さまとキャバ嬢の関係は、疑似恋愛という事を書きましたが、疑似である場合のプライベートゾーンは、まだいつでもゲームセットと共にリセットできるので問題ないですが、
これが疑似を超えてしまうと、キャバ嬢側のプライベートゾーンの攻防がいろいろな問題を生むのではないでしょうか?
ではお客さまとキャバ嬢の一番いい関係は、どのあたりなのでしょうか?
お客様とキャバ嬢の一番いい関係
私が思うのは、この中間線のあたりでの攻防で、時にはお客さまがプライベートゾーンに少し乱入して、時にはそれをキャバ嬢がお客さま側にうまく戻してというのを、繰り返している時ではないでしょうか?
お客さまが、最もお金を落として、キャバ嬢に虜になるのは、この中間線を越えて、少しプライベートゾーンに入ってきた感覚を持つ時だからだと思うからです。
ではプライベートゾーンとお客さまゾーンの境の中間線とは何なのでしょうか?
プライベートゾーンとお客様ゾーンの境の中間線とは?
色々な見方があるとは思いますが、客ゾーンとの違いと考えると、他の客にはしない事、言う事、頼む事などを、少し明らかにするかしないかの線ではないかなと思います。
でもここでのポイントは、これは、お客さまが、「これは他のお客さまとは異なる事だなーー」と感じるところという意味です。
家族の事を言ったら、中間線とか、悩みをいったら中間線とか言う意味ではなくて、実はキャバ嬢は、他の人にも言ったり、したりしていても、その内容が、お客さまにとって、自分にむけた他とは異なる内容だなと感じるならば、そこが中間線です。
ですから、上で書いた中間線の絵は、お客さま毎に中間線の位置が異なる訳なんですね。
実は高等テクニックとしては、この中間線の位置を、お客さま毎にずらす事で、どんなお客さまも、夢中にさせる期間を作る事ができる訳です。
つまり常にこの中間線の攻防のあたりで、お客さまと接する事ができるんですね。
さいごに
少し抽象的な話になってしまいましたが、私は現役の時には、こうやってお客さま毎にいろいろな中間線を引いて、
少しだけ内側に入り込んできた感覚を常にお客さまに味わっていただけるように意識していました。
特にこの入りだしたと思った時のお客さまの爆発的な贔屓力はすごいです。
今回は少し難しい話になりましたが、実は感覚的に皆さんやっている事かもしれないですね。
でも少し頭にこの感覚をもっていると、お客さまを引き付けつつ、ややこしい関係になるのを防ぐことができるかもしれないですね。参考にしてみてくださいね。
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