まずは太客について考えてみましょう。太客と一括りに言ってもどういったお客様が太客なのかは人によって様々です。
「頻繁に通ってくれお金を落としてくれる人」
「頻繁に同伴してくれる人」
「料金は低いけど来店数は誰よりも多い人」
などなど。
ホステスをしていると、色々なお客様と出会い、時間を重ねていき、徐々にたくさんの方に指名してもらえるようになっていきますよね。
どんなに仲の良いお客様であっても、誰でもスタートラインは同じなのです。
そこからどんなお客様になっていくかは、女の子次第な部分があるのです。
今回は、
- 太客とは何か
- お客様が皆様にとっていわゆる『太客』になって頂くための大事なポイント
- あなた自身が太客をゲットするために意識すべきこと
をまとめてみたいと思います。
この記事を読んで太客をゲットしよう!!!
太客とは何なのか
太客とは、太いお客様の略語です。
月の売上の半分近くがその人であったり、週に3回・4回以上通ってくれるお客様の事を言います。
要するに、お金を落としてくれるお客様です。
このような方が1人でもいれば、ホステスとしてとても助かりますよね。
しかし、いきなりこう言ったお客様になるわけではありません。
少しずつ中を深め、来店回数を増やして行くこと、さらには単価をふやしていくことでこのようなお客様ができていくのです。
お客様をこう言った方に成長させるためには、どうすれば良いのでしょうか?
『太客』になって頂くための大事な4つのポイント
まずは、『太客』になって頂くための大事な4つのポイントについて見て行きたいと思います。
育て方①:お客様にとって必要で特別な存在になる
お客様にとって、もはや生活の一部のような、無くてはならない存在になるのです。そのためには、まず基本的な事ですが日々の連絡は必ず必要です。
そうする事で、徐々に自分自身の存在を植え付けていきましょう。
また、信用をさせるために自分の秘密や悩み事を打ち明けましょう。(これはお店の設定上のもので大丈夫です)
また、出来ればお客様の悩みも聞くようにしましょう。
お互いの秘密を共有する事で、だんだんと親密度が上がっていきますよ☆
育て方②:お客様を上手に立てる
お客様とお話をしている中で、少なからず自慢話が入るシーンがあるかと思います。
そんな時にはすかさず、重ねてお客様の長所をいくつか言っていき、徐々に気分を高めてもらいましょう。
そうする事で、自分の事良いところをこんなによく分かってくれていると認識するようになります。
人間は、自分自身が評価されて嫌な気持ちなる人はいません。むしろ、好感を抱きます。
この子は良い子だ。と無意識の中に刻み込ませていく中で、だんだんと「特別な存在」へと変わっていくのです。
育て方③:だれかれ構わず太客にしようとしてはいけない
お客様は、誰がどのように化けるかは分かりません。
もしかしたらずっと、ノードリワンセットの万年フリーのお客様でも、
凄く気に入った指名の女の子が出来ると、一気に1日に10万円以上使うお客様に成長する事だって、十分にありえる世界です。
でも、それは元々お金を持っている方の場合です。 人間は皆平等と言う訳ではありません。もちろん、年収にも差が出てきますよね。
年収が低い方に、無理やりたくさん呼んだり使わせてしまうと、お客様の心と経済状況がいっぱいいっぱいになってしまいます。
そうすると、本当に何もかもが女の子中心の考えになってしまい、少しでも冷たくしたり彼氏と居るところを見られたりしてしまうと、最悪ストーカーなどになってしまう可能性もあります。
そのため、太客に育てようと思うのなら気持ちにも経済的にも余裕がある人を見定めて、大事に大事にゆっくりと育てていきましょう。
育て方④:自分が魅力的な女性になる
そしてお客様に対する対応に加え、自分自身が魅力的になること。
これがとっても大切。この子にお金を使いたい、もっと応援したい!そう思っていただくためには女性自身が綺麗で、魅力的でなければなりません。
どう言った女性に魅力を感じるでしょうか?
持ち物、ドレス、肌質、知識、スタイル。全てがあなたの価値を高めます。是非とも魅力的な女性になってください。
お金を払う価値がある女性になろう!
太客をゲットするためにあなた自身が意識すべきこと
お客様が皆様にとっていわゆる『太客』になって頂くための大事なポイントをまとめました。
さらにここからはあなた自身が太客をゲットするために意識すべきことをまとめてみたいと思います。
1、常に綺麗でいることを意識する
キャバクラに来るお客様は「若くて可愛い女の子と話したい」という気持ちが根底に持っています。
女性と話すだけなら、キャバクラでなくてもいいですよね。
性別としての女性ではなく“綺麗で洗練された女性”と話したいからこそ、高いお金を払ってまで飲みに来るのです。
そんなお客様の要望に応えるためには、当然美しくあらねばなりません。
常に頭のてっぺんから爪先まで綺麗にして、ほんのり良い匂いがするような、 お客様の理想の女性を演じることが大切。
太客がたくさんいる女性で、美しくない人はいないはずです。
2、自信を持つことを意識する
常に下を向いていたり、オドオドしているような女性には誰も魅力を感じませんよね。
あなただって、ナヨナヨした男性よりも、自信に満ち溢れた男性を魅力的に感じるはずです。
真っ直ぐ前を向いていて、どこか余裕を感じる女性には、美しさがにじみ出ます。
本当は自信がなくても、綺麗なドレスを着て華やかなお化粧をしている間だけは、自信があるフリをしてみましょう。
こちらは、現在日本のトップキャバ嬢とも言われる、北新地エースグループのみゆうさんのユーチューブ「みゆうチャンネル」の動画の一部を切り抜いたものです。
彼女はバースデー1日でなんと1億の売り上げをあげました。
彼女がこの動画で言っていたのは「自信を持っている子でないと絶対に売れない」ということ。
最初は“フリ”だったとしてもいいんです。いつのまにかそれが本当の自信に変わっていくものです。
動画の全てを見たい方は下で見ることが可能です。
3、トークスキルを磨くことを意識する
お客様は、キャバ嬢に美しさだけでなく会話の面白さも求めます。どんな話題を振っても切り返しが早く、 知識が豊富な女性は一目置かれます。
ただ綺麗なだけでは、太客をつかむことはできません。
トークスキルは天性の才能が関係しますが、ある程度鍛えることは可能です。
- コミュニケーションに関する書籍を読む
- 場数を踏む
- テレビで番組MCの振る舞いを研究する
生まれ持った才能がなくたって、できることは十分にありますよ。
以下の記事には、お客様と対等に会話ができるようになるための「教養」を身につける方法についてまとめています。是非参考にして見てください。
4、持ち物に気を使うことを意識する
太客をつかむキャバ嬢は、自身の見た目だけでなく持ち物にも気を遣います。
キャバ嬢のお仕事グッズといえば、
- 名刺入れ
- ハンカチ
- ライター
などですよね。
他にも、同伴の時に持つバッグ、ドレスの時に身に着けるアクセサリーなどもありますね。
あなたは、これらを上質なものでそろえていますか?
きちんと手入れをして、清潔な状態だと自信を持っていえますか?
その人の本性や価値観は、持ち物に表れるといえます。
どんなに見た目を綺麗にしていても、持ち物がイマイチだとお客様はがっかりします。
とても綺麗な女の子なのに、グラスを拭いてくれるハンカチがしわだらけでワインのシミがついていたら興ざめですよね。
自分のケアだけでなく、持ち物のメンテナンスも怠らないようにしましょう。
また、お客様を太客に育てたいなら、持ち物を高価なものでそろえるというテクニックがあります。
「この子ハイブランドのアクセサリーばかり着けてる……。お客さんからのプレゼントかな?人気なんだな」
「すごく高そうなバッグを持っているな。この子にはお金を使わないと落とせないかも」
上質な持ち物で身をかためると、お客様から見たあなたの価値を上げることができるでしょう。
5、お願い上手になることを意識する
太客がたくさんいる女性は、お客様に上手に甘えることができます。
イマイチ太客に恵まれないと悩んでいる女性は、おねだりが下手でチャンスを逃してしまっている可能性があります。
お客様も、「お気に入りの嬢から頼られたい」「甘えられたい」と思っています。
「シャンパン飲みたい」この一言で、売り上げが大きく変わる可能性もあるのです。
お客様の懐事情を把握しつつ、不快にさせない程度に甘える術を身につければ、どんどん太客を育てていくことができますよ。
さいごに
いかがだったでしょうか?太客の育て方、意識すべきことについて。
毎回来ていただいていると、だんだんと接客もマンネリ化してきてしまいますよね。でも、それではせっかくお忙しい時間を割いて来て頂いたお客様に申し訳ありません。
そう言った方々に対して、来て下さるのが当たり前だと思わずに、感謝の気持ちを日々お客様に伝えるようにしていきましょう。
また、たまにサプライズとしてプレゼントや手作りのお菓子などを渡したりするのも、とても効果的です。
Meltyでリリースしている顧客管理アプリでは、『お客様を育てる』ということに注目した機能を搭載しています。
正直お客様との会話を覚えておくことってむずかしいですよね。しかし、太客へと育てていくためには、会話はもちろん、好きなものや趣味、を把握することが大切なのです。
Meltyではお客様との会話、お客様のプロフィール情報の全て記録が可能で、お客様を上手に育成していくことが可能となっています。
是非、以下の記事を参考にしながら活用してみてくださいね♪