皆さまは、お客さまの個人的な情報をどのように管理していますか?
人によって様々だとは思いますが、人の記憶は限界があるので、数人のうちはいいですけど、増えてくると必ず限界が来てしまいますね。
「あれどこ住みだったけ?」「子供さんっていたっけ?」そんな事が起きてしまいます。
逆に覚える事のできる数人のお客さましかいないと、当然キャバクラ嬢としては、苦しい展開になると思います。
ではお客さま毎にどんな情報を記録していますか?毎回の接客の記録がありますね。
いつ来た、誰ときた、どんな話した、どんな事言ってた、どんな歌を歌ったなどなど、お客さまの数が少なくても接客する機会が増えていくと、それもどんどん増えていきますので、これまた記憶の限界になってきますよね。
でも、そもそもなんでお客さまの管理は必要なのでしょうか?
3つの側面を考えてみましょう。
顧客管理が必要な3つの理由
接客の話題のため
1つ目は、接客の際の話題のためですね。
お客さまが何回もお店に足を運んでくださる訳なので、せっかくの今までの話がつながっていかないのは、とても残念ですね。
ですから、毎回の接客の内容をきちんと記録しておいて次に生かしていく訳ですね。
お客様は当然自分の事を覚えていてくれると、関心が伝わりますので、より貴女に関心を示してくれるもの、いいお客様になる可能性がありますね。
計画を立てるため
2つ目は、計画をたてるためですね。
お客さまは何曜日に来る事が多いでしょうか?
どれくらいの時間、指名してくれるとしたらどんな日かな、これらを過去の記録をきちんととる事で、次の計画につなげていく事ができる訳です。
同伴を頼むにしても、相手の曜日とか月のいつくらいという事情をきちんと理解してお願いすると、成功する確率もあがりますね。
またどれくらいの予算なのかな?どれくらいは延長してくれるのかな?
こんな情報もきちんと記録を取っておくと、後からきちんとわかりますよね。
このような気配りが、お客さまを貴女のファンにしていくのです。
やる気のため
3つ目は、自分のやる気のためですね。
愛情の反対は無関心という言葉がありますが、お客さまの記録を見直して、どんな人かをイメージする事で、そのお客さまに会いたいという気持ちを強める事もできます。
関心を持つための最初のステップは、情報を集める事です。
きちんと記録をつけておいて、それを見直してみてください。
お客さまに関心が高まり、メールやラインや電話などでの営業をする気持ちがわいてくるはずです。
その次に大切なのは、その顧客管理でまとめた情報を接客や営業に活かすということ。
活かすってどういうことなのでしょうか?
お客様の情報をどれだけ活用できるか
キャバクラの世界では、世の中に有名なキャバ嬢がたくさんいますね。
それらの人の共通点は、もちろん美貌、愛嬌、会話とか色々あるとは思いますが、実はお客さんの事を、どれだけよく覚えているか、そしてその情報を元に接客できているかなんです。
人は自分に関心がある人に関心を持つ傾向があります。
もちろんキャバ嬢が自分の事だけを考えていると思ってるような「おめでたい」お客様は少ないと思いますが、自分の事に関心を持っていてくれるキャバ嬢の接客とたくさんいるお客様の中の一人と感じてしまうキャバ嬢の接客で、お客様の気持ちが変わるのは当然と言えるかもしれません。
どんな情報を活用するべきか?
では、どんな情報を活用する事が、お客さまにとって、魅力を感じる事になるのでしょうか?
一言で言えば、お客さまが、口にした個人的な情報です。そしてそのお客さまに対して貴女が言った情報です。
接客の中で、どちらかというと話を聞く事が多い方もいれば、自分の事を話す事がいい人もいると思います。
ですから、このお客さまの個人的な情報と貴女が話した情報のうち、どちらが多いかは、人にもよりますね。
でもお客さまが、話した内容については、絶対にきちんと記録をしておきましょう。そして、次回以降の接客の中で、それらの情報を自然に会話に組み込んでみましょう。
親しい友人との会話を考えてみるとこの大切さがわかりますね。
前回の会話を次に繋げる
得に前回どんな話をしたかは、会話のきっかけとして、非常に有効な話題です。
「そう言えば、先回いってた・・どうなりました?」このような言い方で、前回と今回の来店をいわば一連の流れの会話にする事ができます。
この流れが自然にできると、「今後また・・・・教えてくださいよ」という話が最後に言えるようになるので、会話をつなげていく事で、次の来店のお誘いが自然にできるようになるんです。
ですから稼げるキャバ嬢になるには、どうしても顧客管理が必要なのです。
どの業界でも必要な顧客管理
顧客管理というと、大袈裟に感じる人もいるかもしれないですね。楽しくお酒飲んでるのに、なんか管理するみたいで、嫌に思う方もいるかもしれません。
でも顧客を管理するというのは、どの業界でもやってるいる方法なんです。そしてそれはお客ささまにより良いサービスを提供するために、当然やっているですね。
ですから、私はバイトだからとか、あまりお客さまいなからとか、いつまで続くけるかわからないないからとか、そんな風に思うのではなくて、是非是非お客さまとの距離を縮める意味でも、是非是非、意識してやってみましょう。
今回は、顧客管理の大切さでした。