よく質問を受けるのは、お客様に口説かれた時にどうしたらいいのかという問題。
今までずっと指名で来てくれていた太客に愛人になってほしいと言われたり、毎月お金を払うからセックスをしてといわれたり・・・セックスしてくれないのならもう指名しないと言われたり。
今回は口説かれることが多いキャバ嬢たちは”実際にお客様と体の関係を持ったことがあるのか”という部分にフォーカスを当てて記事を書いていきたいと思います。
まず、お客様との体の関係、というと思い浮かぶのが『枕営業』です。そもそも枕営業とはなんなのでしょうか？
そもそも、水商売における枕営業とは
ではまず、水商売での枕営業とは何なのかという説明から始めます。
枕営業とは、簡単に言うとお客さんと体の付き合いをする、つまりお客さんとセックスする営業方法のことです。
新規のお客様をゲットしたい場合や、長く引き止めておきたい場合、また、いつも大金を払ってくれるお客様へその引き換えとしての枕営業など、一言に枕営業と言ってもいろいろな場合が存在します。
しかしキャバクラは本来、お酒を飲みにきたお客様とお話する場。お客様もセックスをするお店だと思ってきている方はいません。
そうです。つまり、枕営業はお店の本来のサービスを超えたものなのです。それなのに、枕を強要してくるお客様たち。対応に困ってしまいますよね。
ではキャバ嬢たちは実際に枕営業をしているのでしょうか？
実際にキャバ嬢は影で枕営業をしているのか？
こちらはMeltyで過去に統計した『枕営業をしたことがあるか？』というアンケート。結果からいうとほとんどのキャバ嬢は枕営業はしていません。
なぜかというと、割に合わないから。
風俗ならセックスした分お金にはなりますがキャバ嬢の場合、やったとしてもいつその方がこなくなるかもわかりませんし、お客様は一度セックスをしてしまうと毎回求めてきます。
それにどこで情報が広がって他のキャバ嬢やお客様に情報が漏れるかわかりません。お客様によってはセックスしたことを自慢する人もいます。（お客様は思っている以上に喋ります。）
ぶっちゃけリターンよりリスクのほうが大きいのです。なので生半可な気持ちで枕営業しても正直メリットは少ないのです。
それでも枕営業をしてしまうケースについて
枕営業をしてしまうケースについては、太客だった、枕営業をしてでも切りたくないお客様だった、もしくは売上に悩んでて、セックスするだけで解決されるなら・・・と手を伸ばしてしまった。
そんなところが多いのだと思います。
『どうしても、売上をあげたい』そんな気持ちから枕営業に移る女性も少なくないようです。
しかし！体の関係があるキャバ嬢は多かった・・・
しかし、お客様と枕営業をするキャバ嬢は少ないのにもかかわらず
『お客様とセックスをしたことがあるのか？』
というアンケート結果では体の関係を持ってしまったことがあるキャバ嬢はなんと半分！！
予想外にもお客様と体の関係を持つキャバ嬢は案外多いことがわかっています。衝撃ですね。
枕営業ではないのに、体の関係。それはどういった場合なのでしょうか？
パターン１：旅行に行った時
これはけっこう多いです。仲の良いお客様に普段はいけないような海外旅行や温泉旅行に誘われ、ついて行った場合。
その時ホテルでは二人です。
その流れで、夜セックスをしてしてしまったというケースは多いのです。
しかし注意が必要なのは、一度旅行でセックスを許してしまうと次に旅行に行った時も、必ず求めてきます。その辺の覚悟はした上で体の関係を許してください。
パターン２：ものを買ってくれる、お金をあげると言われた
ものやお金との引き換えに体、の関係をねだられるケース。
これも目の前のプレゼントにつられ、今日はいいか・・・などと特別に許してしまったというケースです。
また、高額なプレゼントを買ってもらったあとでそういった流れになり、断れなかったという場合も多いよう。
パターン３：酔った流れでホテルへ
酔った流れで気づいたらホテルに行ってしまってた・・・なんてこともあるよう。特にアフターが終わり夜中の2時、3時になると気力も失われて来ます。
男性もそれを狙って酔わせようとしてくることも少なくありません。
決してお酒に飲まれないように気をつけましょう。
パターン４：男性のことがタイプだった
単純に男性客が自分の好みだった場合は、セックスしてみたいと思うものです。
これは、キャバ嬢としてではなく、女性として男性を気に入ったというパターンですね。
キャバクラで働いているといろんな男性が来店します。金持ちでイケメンの男性だとつい、お誘いを女性からかけてしまうケースも案外多いようです。
売れるキャバ嬢はセックスはしない
よく言われることですが、売れるキャバ嬢ほど、お客さんと肉体関係を持たないものです。
これは、売れるキャバ嬢はお客様との体の関係を持ってもそれほどメリットがないばかりか、デメリットが大きいことをよく知っているからです。
それくらいならお客様にお店に来店してもらい楽しさを提供することで、売上を上げようと努力します。
また、枕営業をしていると、仲間にも他のお客様にもよくない噂が広がってしまう恐れもあります。
キャバ嬢仲間にもお客にも『枕』扱いされる
枕営業というのはばれないように裏でやっていても意外と広がってしまうものなのです。
あなたも“〇〇ちゃんは枕営業してるらしい”などといった噂を聞いたことはないですか？
こうなってしまうと軽い女と見られてしまい、次から次へと誘われることでしょう。
もし、1回しか枕営業をしていないのにもかかわらず、お店でナンバーワンになったとしましょう。それをよく思わない女性たちが『枕営業ばっかりしてるからあの子は売上が上がったんだ』など言われかねません。
本人が誰にも言わなくてもお客様はどこでどう喋ってしまうかわかりませんし、割り切ってできないくらいなら、枕営業はお勧めしません。
枕営業をしないと指名が取れなくなっていく
一度お客様と枕営業して呼ぶ関係になると、その方もそれ込みで来店するようになります。
そうするとセックスできないとお店に来店しないということになってしまい、結局自分が疲れてしまいます。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか？枕営業の実態について書かせていただきました。
枕営業が一概に悪いとは言いませんが、キャバ女の本来の仕事はお客様とお酒を嗜みながらおしゃべりをする、ということです。
セックスをしてお金をもらうのならば風俗の方がはるかに稼げます。営業メールも飲む必要もトーク力も必要ありません。
果たして、キャバ嬢が体を売って割りに合うのか、ということを常に頭に入れておく必要がありそうですね。
