キャバクラ・ラウンジには、カラオケがある店が多数存在します。
そんな場所に必ず来店されるのが、歌好きなお客様。
このような方達は、女の子とお話しに来ているのはもちろんですが、半分近くは「歌いに来ている」という感覚があります。
そこのお店を選んだ理由に「カラオケがあるから」とおっしゃる方も一定数いるのです。
今回は、そんな歌好きなお客様を自分のお客様にするための方法を考えていきましょう。
カラオケ好きのお客様のニーズ
歌好きのお客様と一言でいっても、彼らにはそれぞれ異なる願望があります。
- 自分の歌を聞いて欲しい
- 女の子に歌って欲しい
- 一緒に歌ってほしい
など、ニーズは様々です。 「その人がカラオケにおいて求めていることは何なのか」ということを、しっかり判断して対応することが大切です。
カラオケ好きのお客様に指名される方法
カラオケ好きのお客様に好かれるのは意外と簡単。
どのような振る舞いが彼らにウケるのかは、ある程度予測できます。
一度気に入られるとずっと指名し続けてくれるので、狙わない手はありませんよ。
カラオケ好きのお客様に指名されるためにやるべきことをまとめました。
とにかく歌を褒める
単に歌が好きなだけなら、わざわざキャバクラに来て歌う必要はありませんよね。
高いお金を払ってまでキャバクラで歌うということは「自分の歌を聞いて欲しい」「褒めて欲しい」「誰かと一緒に盛り上がりたい」という気持ちが必ず奥底にあるのです。
人間は誰しも、褒められることが大好きです。
そして、自分の好きなことで褒められると、なおさら嬉しく感じるもの。
そんな気持ちをしっかりと汲み取って「こんなに上手い人見たことなーい!」「すっごく良い声してる!」など、大げさなくらい褒めてあげましょう。
お客様の得意な曲をリクエストする
歌好きのお客様には「〇〇さん、次は△△を歌ってください~♪」と、曲をリクエストしてあげましょう。
いつもお客様が歌う、いわば十八番の曲をリクエストするのがいいですね。
お客様は、女の子から求めてもらえて、さらには自分の得意な歌まで披露できて、最高の気分に浸れます。
また、そのお客様に合う曲や、歌ってほしい曲をリクエストするのもいいですね。
「〇〇さんの声にぴったりだと思う歌があるんですけど……」
「〇〇さんの歌声って、歌手の△△さんの声にそっくり!何か歌えませんか?」
このような感じで、新しい曲を提案するのもありです。
「自分の歌に興味をもってもらえた」「女の子から頼られた」と感じたお客様は、さらにはりきることでしょう。
一緒に歌える曲のレパートリーを増やす
カラオケ好きなお客様の中には、女の子にも歌ってほしいと思う方が多いです。
そういった方の場合、一緒に歌ってあげればとても喜んでくれます。
あなたも「〇〇(曲名)は歌えない?」と聞かれたことがあるのではないでしょうか。
その場では分からなかったとしても「次回までに覚えておきますね!」と言えば、次の来店にもつながりやすいです。
また、歌うのはできなくても、曲を知っていれば一緒に盛り上がることができます。
いいタイミングで合いの手を入れられれば、お客様は気持ちよく歌えますよね。
歌好きの方はかなり指名につながりやすいので、ぜひ一緒に歌える・ノれる曲のレパートリーを増やしていきましょう。
この歌知ってるかと聞かれたらどうすれば良いのか
知らなかった時
知らなかった時は、素直に 「知りませんでした」と答えましょう。そして、知らないは逆にチャンスです。
「こんなに良い歌があるなんて知りませんでした!!○○さんの歌聴いて好きになりました!次までに覚えてきます!」と言いましょう。
この短い会話の中で、お客様の歌を褒めて曲自体も褒めて、次の来店も促す言葉が入れられますよね。
カラオケ好きのお客様の場合、 歌を褒められる事に対して喜びを感じますので、それだけで褒めてくれた女の子に対する好感度も上がるのです。
知っていた時
知っていた時は、少し大袈裟に感動してみましょう。
「私、この歌凄く好きなんです! まさかこんなに上手な人にこの歌を歌ってもらえるなんて感動です!」などと、肯定的な言葉を並べ立てましょう。
別に好きでなくても下手だと感じていても良いのです。
肯定的な事ばかり言われて、嫌な気になる人間はいません。
間違いなく好感度が上がりますので、一度機会があれば試してみて下さいね。
一度お客様が歌った歌は次までに歌えるようにする
お客様が歌った歌の中で、自分でも覚えられそうな曲を1つ覚えるようにしましょう。
お客様には「○○さんにあの曲教えてもらってから毎日聴いています!凄く良い歌でどハマりしました」なんて言ってみましょう。
そして歌えるようになったから一緒に歌いたいと、出勤日を連絡して来店を促しましょう。
カラオケ好きのお客様に気に入られると、非常にリピートになりやすいですよ。
うたっているときの仕草
お客様に、「歌ってよ!」と言われることも多いのではないでしょうか?
そんな時に、歌う際の仕草について、見て行きたいと思います。歌っている姿もお客様はしっかり見ています。
サビが来たら目を合わす
歌がサビに近づいて来たら、だんだんと視線をお客様の方に向けていきましょう。
そして、サビに入ったら少し微笑んで盛り上がるような演出をしましょう。
ちょっと恥ずかしそうに歌い始める
また、男性は、守ってあげたい女性に惹かれる生き物です。
堂々と歌い始めるのも根性があって良いですが、少し恥ずかしそうに歌うのも小動物のようで可愛い!と言う気持ちにさせられますよ。
可愛さを演出するためには、少しウブな雰囲気を演出しましょう。
盛り上がる曲は思いっきり盛り上がるとお客様は喜ぶ
大人数の場合などは、あえて盛り上がる曲を選択することが多いかと思います。
そんな時は、恥ずかしい気持ちは捨てて全力で楽しむことが大切です。
盛り上がる曲を入れる=その場を楽しみたいと言う気持ちの表れです。
そんなお客様の気持ちをしっかりと汲み取って、思いっきり楽しませてあげられるようにしましょう。
デュエットについて
また、お客様からデュエットを求められることも多いのでは?
デュエットについて見て行きましょう。
有名デュエット曲は押さえておくべし
年配のお客様だとデュエットを求められる事も多いかと思います。
お客様がいくつか曲の候補を出してくれたにも関わらず、1つもその要望に応えることが出来なければ、がっかりさせてしまいますよね。
そうならないためにも、有名な曲は最低でも2.3曲は歌えるようにしておきましょう。
知らなかった場合は次までに練習すると伝える
突然言われても、デュエットともなると知らない場合がほとんどかと思います。
その場合、“次会えるまでに覚えておく”と伝えましょう。
そうする事で覚えてくれる気があると好印象を抱いて頂けますし、次の来店にも繋げるためのネタにも使えるのです。
お客様が歌い終わった後の対応について
褒めに徹する
実際のところ、お客様にも限らず、感動するくらい歌がお上手な人って少ないですよね。
それでも、褒めに徹する事が大切です。褒められて嬉しくない人はいません。
また歌ってほしいということを伝える
上記でも言ったように、歌を歌い終わった際はひたすら褒めに徹し、そして「また歌ってほしい」と言うことをお伝えしましょう。
歌好きのお客様は、褒め言葉とその言葉を待っています。
いかに、お客様が求めている言葉を投げかけてあげられるかがポイントなのです。
【年代別】キャバクラのカラオケで盛り上がる曲リスト
カラオケ好きのお客様に好かれるには、曲を知っていることが大切とお話ししました。
しかし、ここで問題が発生します。
それは、お客様とキャバ嬢の年代が違うということ。
みなさんは流行りの曲は知っていても、お客様の年代の昔の曲は知らないことが多いでしょう。
そこで、カラオケ好きのお客様にウケる曲を、年代別にリストアップしました。
女性も歌いやすい曲や、デュエットで一緒に歌える曲、合いの手を入れやすい曲をご紹介します。
ぜひYouTubeなどで調べて、覚えてみてください。
「この曲知ってる~!」と言えるだけでも、他の女の子と差をつけられますよ。実際に、カラオケがあるお店で働いている人気嬢は、カラオケでよく歌われる曲をたくさん勉強しています。
20代のお客様にウケるカラオケ曲
- 『とびら開けて』神田沙也加・津田英佑
- 『さよならエレジー』 菅田将暉
- 『マリーゴールド』あいみょん
- 『Lemon』米津玄師
- 『恋』星野源
30代のお客様にウケるカラオケ曲
- 『ロコローション』ORANGE RANGE
- 『純恋歌』湘南乃風
- 『そばかす』JUDY AND MARY
- 『残酷な天使のテーゼ』高橋洋子
- 『大阪LOVER』DREAMS COME TRUE
40代のお客様にウケるカラオケ曲
- 『Tomorrow never knows』Mr.Children
- 『未来予想図Ⅱ 』 DREAMS COME TRUE
- 『島人ぬ宝』BEGIN
- 『夢見る少女じゃいられない』相川七瀬
- 『ルージュの伝言』荒井由実
50代のお客様にウケるカラオケ曲
- 『最後の雨』中西 保志
- 『タッチ』岩崎良美
- 『愛が生まれた日』藤谷美和子・大内義昭
- 『3年目の浮気』ヒロシ&キーボー
- 『浪漫飛行』米米CLUB
60代のお客様にウケるカラオケ曲
- 『木綿のハンカチーフ』太田裕美
- 『男と女のラブゲーム』武田鉄矢・芦川よしみ
- 『勝手にしやがれ』沢田研二
- 『UFO』ピンクレディー
- 『プレイバックPart2」』山口百恵
70代のお客様にウケるカラオケ曲
- 『五番街のマリーへ』ペドロ&カプリシャス
- 『北空港』浜圭介・桂銀淑
- 『布施明』 そっとおやすみ
- 『時の流れに身をまかせ』テレサ・テン
- 『ブルーライトヨコハマ』いしだあゆみ
さいごに
カラオケ好きなお客様に当たると、歌を歌っている時間は話さなくても良いので嬉しい気持ちがありますよね。
また、こう言った方は歌への興味がとても深いため色恋営業にもなりにくく、楽なお客様が多いです。
歌好きなお客様は、キャバ嬢に会いにきていると言うよりも“歌いに来ている”と言う気持ちの方が強いため、リピートに繋がりやすかったりもします。
ぜひカラオケ好きなお客様をゲットして、楽しく稼ぎましょう!