キャストとして、働いていて対応に困るお客さま、困惑、傷心、不愉快、嫌悪、そして時には、殺意(?)を感じてしまう方の事を、「痛客」「クソ客」と呼ぶことがあります。
こちらの記事を参照にしてください。
でも、もちろんお客様は、痛客ばかりではないですよね。
今回は、この反対のこんな方に出会いたい!と思うというお客様、名付けて「神客」特徴を5つ考えてみました。
今、お客様の中にいらっしゃったらぜひ大切にしましょうね。
神客の5つの特徴について
神客の特徴①:お金をけちけちしない
当然これは大事ですね。
接客中はお金の事を考えさせない、財布事情なんかを考えさせない、これが「神客」の一番重要な事だと思います。
せっかくお店に来てるのだから、もちろん予算は各自あるとは思いますが、少なくともキャストの前で、「高いな」「お金を出す側の気持ちになってみろ」みたいな態度は、完全に気持ちが引きますよね。
いちいちお酒を入れる際に、値段を気にしたり、延長するかどうかでも「どうしようかなー」と目の前で悩まれると、どういう態度をすればいいかわからなくなります。
ですから自分の財布をちゃんと自分の使えるお金と、その日の店での利用金額がきちんと把握できて、スマートに対応するのが、大事な要素です。
神客の特徴②:すぐに感情が変わらない
冷静で感情が安定している事も大切です。
話の内容に応じて、喜怒哀楽がでてきますが、急に変わらない、安定した対応は、安心感がありますよね。
急に怒り出すとか急に態度がでかくなるというように、予想できないような感情の変化は、対応に困ります。
「なにか悪い事言ってしまったかな?」とまだ自分で感づくとこがある時は、まだしも、何が起きたのかわからないような流れで、暴言を吐いてきたり、暴力的になるともう手が負えません。
ですから、「神客」は、とにかく気持ちが安定しています。余裕があるので、ぶれません。
接客をしていて安心感が感じられるものです。
神客の特徴③:ホステス・キャバ嬢の立場を理解してくれる
「神客」は、自分にも色々な立場や感情や計算があると同じようにホステス・キャバ嬢にも、立場や感情がある事を理解しています。
ですから常に気持ちや意見を聞いてくれますし、感情移入ができる訳です。
つまり、客を上の立場、ホステス・キャバ嬢を下の立場として見ていないのです。
お店でお金を払っている側がえらい、とか、お客様は神様だ、などという考えがありません。
この態度はちょっとして言葉使いや態度にでてきます。
お酒を入れてもちゃんと「有難う」という言葉をくれたり、少し何かが遅れても起こりませんし、「ごめん」という言葉もきちんと伝えてくれます。
時には、ちゃんとキャストをねぎらってくれたり、褒めたくれたりしてくれます。
つまりお客とキャストという関係で、金銭を介して接している訳ですが、ちゃんと人間同士の付き合いをしてくれる訳ですね。
神客の特徴④:帰り際が綺麗
帰り際の印象はとても大切です。延長するしないも迷わずあらかじめ決めていた予定がきたら、さっと席を立ちます。
ときには指名してくれていても、店の忙しさや指名かぶりを考慮して、気を使えるお客様もいます。
会計後に、トイレに行くとか、たばこを吸うとか、鞄やコートなどをごごそごしだすとかは、次にお客様が待っていると迷惑ですね。
お見送りでも、店の前で絡んできたり、長々と話をしたりするのではなくて、「ありがとう」「楽しかった」「また」という言葉をきれいにかけて、さっとスマートに帰っていくのが、特徴ですね。
神客の特徴⑤:言葉じりをとらえない
会話やラインなどの言葉がスマートです。適度にユーモアがあり、約束したこともきちんと守ります。
「あの時こう言った」「その言い方は」などと、言葉一つ一つにこだわるのはなくて、意図や流れを汲んで会話が成立します。
ですから、女性も気楽に自分をだしていけますし、余計な心配をしなくてすむ訳ですね。
神客の特徴⑥:客とキャストという関係性を理解している
さらには、キャバ嬢・ホステスと客という関係性をきちんと理解しています。
ですので、当たり前のように店外デートに誘ったりすることはまずありません。
気に入った女性がいれば、プライベートに誘うのではなく、まずはお店に行くのです。
さいごに
いかがでしょうか?まとめてみると、所謂、「大人の対応」「大人の余裕さ」これが、「神客」の特徴といえるのかもしれないです。
お客様の皆さん、是非大人の対応をして、キャバ嬢・ホステスに好かれる「神客」を目指してみてくださいね。
もちろん、お客様を『神客』へと育てることも、「神客」から気に入ってもらうことも可能なのです。
- どうすれば相手が喜ぶのかを考える
- お客様のことを知る
- あなた自身も感謝の気持ちを忘れないようにする
- 時々お返しをこめてプレゼントを行う
- してもらうことに当たり前にならない
そういった普通のことを意識していくだけで、心がけるだけでお客様自体もあなたを大切にしようと思うのではないでしょうか。
そのためにはあなた自身もお客様に興味を持つ必要があります。
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